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認定介護福祉士を目指す方必見!ケアカンファレンスの進め方・ポイントについて

介護サービスの提供には欠かせないケアカンファレンスですが、ケアカンファレンスとはいったい何なのか、具体的に何をするのかわからない方や初めてケアカンファレンスを開くケアマネージャーのために目的や進行のポイントなどをわかりやすくご紹介します。

ケアカンファレンスとは?

ケアカンファレンスは、利用者に関わる介護、医療などの関係者が出席し、利用者に合った介護サービスの提供、または問題解決の検討、情報の共有のために開催される会議のことを指します。
ケアカンファレンスの中には、サービス担当者会議も含まれますが、様々な形で不定期に行われる会議であるケアカンファレンスに対し、サービス担当者会議は、厚生労働省が定める新たなケアプラン作成や、変更時、要介護認定の更新、変更時などに開催が義務づけられている会議の事であり、基本的にケアマネージャー、介護利用者とその家族、利用者に関わる担当者(かかりつけ医、ヘルパー、施設介護職員、リハビリスタッフなど)が出席して開催されます。

ケアカンでのケアマネージャーの役割

ケアカンファレンスにおいてケアマネージャーは主催、進行役としての役割を担っています。
ケアマネジャーが事前に作っておいたケアプランの原案を元に各事業者がスケジュールを決めます。
このとき利用者や家族の希望を第一に考えたスケジュールを検討することもケアマネージャーの役割の一つです。
各事業者にサービス提供を行える時間帯や曜日をあらかじめ確認したうえでカンファレンスへ参加するよう伝え、ケアカンファレンスのスムーズな進行をはかります。
ケアカンファレンスは一度切りではなく、ケアプラン作成後も必要に応じて開催されます。
利用者の身体的状況や住環境などの変化によりケアプランの内容に修正が必要と判断した場合は、各事業者間で共通認識を得るために、ケアマネージャーの判断のもとケアカンファレンスを開催します。
ケアマネージャーはケアカンファレンスにとって、とても重要な存在となります。
ケアカンファレンスの日程や会議の議題内容、連絡の取り合い、当日の進行、会議当日に向けての情報の収集など多くのことを担っているのです。
その他にも、ケアカンファレンス参加者の意見や助言を引き出しやすい雰囲気作りなども行う必要があります。
会議をスムーズに進行し、尚且つ会議の質を良くするのもケアマネージャーの役割なのです。

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ケアカンファレンス進行のポイント!

ケアカンファレンス進行のポイントをいくつかご紹介します。

カンファレンス前の事前挨拶

ケアカンファレンス進行の際に、初対面の担当者やスタッフがいる場合、先に挨拶から入らなければならないため、進行が遅れてしまいます。
そのため、初対面の方には、事前に顔を合わせ、挨拶を交わすか、電話で連絡をして挨拶をしておきましょう。
挨拶をして顔見知りになることで緊張も少し和らげることができます。

議題を作り各担当者に意見を考えてきてもらう

事前に介護サービス利用者の情報を収集し、悩みや問題点を把握します。
それを基に議題をつくり、各担当者に書類やメールで連絡し考えや意見をまとめてきてもらいます。
具体的な議題をつくっておくことで、皆の方向性を統一することができ、あらかじめ意見を考えきてもらうことで進行がスムーズになります。

会議の時間設定を決める

会議の所要時間を決めることで、ダラダラと長引くことを防ぐことができ、1人の意見や発言を5分以内とし、担当者に伝えておくことで、脱線するような方向性に話しがいかないようにします。
担当者の方には、「限られた時間の中で行うため、様々なお話があるとは思いますが、ご意見は5分以内に簡潔にまとめていただけると幸いです。」などと声をかけるとあたりさわりなく事が進められるでしょう。

座席表を作っておく

座る席が決まっていないと、着席するまでに時間がかかり会議の開催が遅れます。
あらかじめ、座席表を作り各担当者に配布しておくと良いでしょう。
また、座席は出席者に介護利用者が含まれている場合、利用者やご家族に配慮した座席表を作成することをオススメします。

専門用語の表を作っておく

利用者やご家族にもわかりやすい流れにするため、専門用語についての表を作り事前に渡して目を通しておいてもらうことで、利用者とその家族がきちんと話に参加できるように配慮することも大切です。
また、わからない用語で話が中断され、進行が遅れるような状況も防ぐことができます。

進行の軸をずらさない

会議の進行役に最も重要なことは、話の論点をずらさないことにあります。
軸がずれ、話の論点が移行してしまうと、まとめるものもまとまらなくなってしまいます。
議題を作っても、論点がずれる可能性があるため、ずれた話をもとにもどすことが大切です。
「~さん参考になるお話ありがとうございます、では○○の件ですが・・・」
といった形で角が立たないよう配慮もしながら進行すると、ずれた軸を戻しいですよ。

<まとめ>

ケアカンファレンスは、より良い介護サービスの提供に欠かせないものです。
そのためカンファレンスの前にしっかり準備をし、様々な意見をもらえるようにしておくことが大切です。
また、経験者などに意見をもらいうことで、利用者やそのご家族にもわかりやすいケアカンファレンスを目指してください。

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