人々の生活環境において植物は非常に重要な役割を担っています。
空気をきれいしたり、湿度を保ったりなど人間にとって有益な効果を得ることが出来ますが、自然の少ない都会や室内ではなかなか得ることが出来ません。
室内やお庭に植物を育て、癒しを得てみませんか?
今回はそんな植物について、植物の効果やこれから育ててみたいという方のために初心者にお勧めの観葉植物、お花などをご紹介します。
ヒーリング効果 | 普段コンクリートやLCなどの中で生活している人にとって、植物に触れたり、鑑賞することで「普段では味わえないすがすがしさ」や「心の安らぎ」を得ることが出来ます。 |
眼精疲労回復 | 植物の大半は緑色をしており、この「緑色」は人間にとって目の疲れを癒したり、大脳皮質の働きを活性化させる効果があります。 |
マイナスイオンを増やす | 植物から新しい水滴ができるときには、水滴に接する部分が空気分子からプラスの電気を奪い取る事により空気分子はマイナスに帯電し、空気のマイナスイオン化を起こしてくれます。 植物から発生しているマイナスイオンには鎮静効果や安定効果があり、細胞の活性化を促してくれます。 これによりすがすがしい快適な気分にさせてくれます。 |
空気をきれいにする | 観葉植物に含まれるホルムアルデヒド・キシレン・トルエンなどの成分が有害物質を吸着・分解する作用を持っています。 現代では多い、たばこの煙などの化学物質を分解してくれるので空気をきれいにしてくれる。 |
湿度を保つ | 植物は光合成をすることで二酸化炭素から新鮮な酸素を作り出す働きをしてくれます。 また、室内に観葉植物を置くことで、根から水を吸い上げて葉から蒸散させるため、室内湿度の調節を行ってくれます。 |
現代社会において、普段の生活の中で植物をじっと見ていられる時間は少ないと思います。
きれいな花を見たとき、田舎に出かけて大きな森を見たときに癒されたり、心が落ち着いたといった経験はありませんか?
植物は見た目、マイナスイオン、空気清浄などで人間に安らぎや安心感をもたらしてくれます。
この点を利用して室内で植物のヒーリング効果を得ることも可能です。
現代には空気清浄器や加湿器などもあるのでピンと来ない方も多いと思いますが、自室に切り花や観葉植物を飾るだけでもヒーリング効果を得ることが出来ます。
多くのヒーリング効果を得たい方にはベランダでの栽培、お庭のあるお家ではガーデニングがおすすめです。
園芸やガーデニングは軽い肉体労働で、よい運動にもなりますし、育てる喜びを感じ、ひとつの趣味としても楽しむことが出来ます。
趣味に没頭することもひとつの「息抜き」になるので、それだけでもリフレッシュ効果があります。
食用の植物を育てた場合は癒されるだけでなく食費も助かって一石二鳥ですね!
視覚的な観点から見て、室内に植物を置くと良い理由はたくさんあります。
室内には少なからず、見たくないもの、見せたくないものがあると思います。
汚れてしまった壁や窓から見える殺風景な外観などですね。
そんな時に見たくない、見せたくないものを隔てるように観葉植物を置くことで安心感やリラックスを得ることが出来ます。
他にも部屋の雰囲気を良くしたりなど様々な効果が得られます。
ある研究結果では、パソコンを使った仕事の途中で植物を見る場合と見ない場合でフリッカー値(脳の疲労の度合いを測定する値)を測定した結果、植物を見る場合のほうが眼精疲労が少ないことが証明されているそうです。
そして植物といえば緑色です。
緑色を見るということは人間にとって目の疲れを癒したり、大脳皮質を活性化させる効果があると医学的に検証されています。
場合によっては視力回復が望めると、眼科業界でも積極的に治療に取り入れているそうです。
いかがでしょうか?観葉植物のメリットをお伝えしてきましたが、「植物を育ててみたい!」と思っている方もいらっしゃると思います。
そこでここでは初心者でも安心の観葉植物をご紹介します。
以上、初心者におすすめの観葉植物5選でした。
これを機に室内に観葉植物を育ててみてはいかがでしょうか?
次は室内で育てることのできるお花の紹介です。
「ベランダが小さいので大きな植物は育てられない」「窓しかないので室内で育てられる植物が良い!」という方におすすめのお花をご紹介します。
植物は日頃の疲れを癒し、生き物を育てる楽しさ(生きがい)を与えてくれます。
目にも体にも良く、疲れを癒し、心を豊かにしてくれますね!
いままで植物に興味のなかった方も、ぜひお部屋にきれいな花や植物を一鉢、飾ってみてはいかがでしょうか?