この記事では、ケアマネの紹介訪問について、詳しく記載しています。これから初回訪問を経験する方などは、ぜひご参考にしてみてください!
ケアマネージャーにとって、初回訪問は非常に重要です。この面会の時に、その利用者様やご家族のニーズをくみ取ってあげる必要があるのです。要介護者の課題を分析していき、ニーズを把握してあげなければなりません。把握するためにも、以下の点を確認していきます。
初回訪問時のポイントについて、6つにまとめてみました。
各介護サービスとの連絡調整(できるだけ多くの利用者情報を、初回訪問時に得る事がポイントです。)
ここでは、初回訪問の時の流れについてご説明していきましょう。まずは、要介護者の方のニーズを分析していきます。介護を必要とするようになった背景には何があるのか、また、今まで通り、自宅で不自由なく暮らしていくためには、何ができて、何ができなくなっているのか、また、その原因について探る事も大事になります。
ケアプランとは、どのような介護サービスをこれから提供していくか、その方針やプランをまとめたものです。ご家族やその要介護の方の状態にあったプランにしていく必要があります。
サービス事業者は、利用者が自由に選ぶ事ができます。
サービス担当者会議とは、利用者の方の生活レベルを向上させるために、どのような目標をたて、サポートをしていったらいいかというのを話し合うため、サービ担当者が集まって行う会議です。ケアマネは勿論、本人やご家族、サービス担当者らが集まって会議を開きます。
熟考して作成したケアプランでも、見直しが必要な場合があります。最初に作成したプランを、そのまま同じものを継続的に使っていく事は、あまりありません。適宜修正したり、現状により適した内容に変えていかなければなりません。
ケアマネージャーにとって、初回訪問は、第一印象が肝心です!第一印象が良くなければ、次につなげる事はできません。営業でも同じ事ですが、ケアマネの初回訪問も、営業と似ている点があるのです。身なりや言葉遣いにも気を配りましょう。
利用者の方だけではなく、そのご家族からも信頼されるような印象を残さなければなりません。
「このケアマネなら信頼できる!」というような、好印象を残せるようにしましょう!
身なりも清潔感を大事にしましょう。また、露出などや華美なアクセサリーも控え、きちんとした服装を心掛けましょう。
そして最初は、とにかく笑顔です!笑顔で元気よく挨拶すれば、好感が得られるでしょう。
挨拶と顔合わせが終わったら、本題に移っていきます。利用者やそのご家族のお話を聞いていきましょう。口をはさむことはできる限りせず、最後までお話をゆっくり聞いてあげます。
初回訪問の時に利用者や、そのご家族から聞けるお話というのは、意外と役立つ情報が多いです。今後の「アセスメント」という作業においても、非常に有益な情報として使える事が多いので、気を抜かないでおきましょう。重要事項の説明も大事です。事業所で用意されている重要事項説明書を提示しながらご説明する事を忘れないようにします。
ケアマネージャーが初回訪問を終えた後にも、する事はたくさんあります。初回訪問が終わったからといって、気を抜いていいというわけではありません。
ケアマネの仕事は、訪問後にとても忙しくなります!以下、ご参考にしてみてください。
ざっと並べてみるだけでも、こんなにたくさんあります。ケアプランは、一度作成したらそれっきりというわけではなく、適宜見直し、事情に応じて修正・調整していきます。何度も練り直しする必要も出てきます。また、サービス担当者会議では、中心になって動くのがケアマネなので、会議の準備から進行係、その後のまとめなども、全部取り仕切ります。ここで色々な情報交換をすることも重要です。。より良い介護サービスにつなげるためにも、内容の濃い会議にしていく必要があります。これも、ケアマネの腕にかかっているのです!
ケアマネは、裏方的な作業や手続き関係など、事務作業もありますし、実際に利用者の方と面談するなど、接客面も担うなど、色々な要素が求められる仕事です。下準備も必要ですので、
行動力があり、コツコツと何でも丁寧にこなす事のできるスキルが求められます。「縁の下の力もち」的な存在だとも言えるでしょう!
いかがでしたか?ケアマネージャーは、いわば在宅介護のパートナーとも呼ばれるものです。
要介護の方や、そのご家族と介護のプロをつなぐ、かけ橋のような存在です。どのようなサービスであれば、もっと良い介護が提供できるのだろうか?という疑問まで、幅広く対応していく役割です。上記で述べたケアマネ作成や初回訪問のポイントを踏まえた上で、より良い介護サービスを提供できるようになりましょう!