介護業界にご転職を考えている方は選択肢の中に入っている訪問介護員ですが、実際にどんなお仕事なのかわからないという方もいらっしゃいます。
今回はそんな訪問介護員(ホームヘルパー)についてご紹介します。
利用されている方(高齢者、障害者)を訪問して身体介護、生活支援を通じて利用者の生活を支えるサービスを提供するホームヘルプ事業の職種になります。
別名の正式名称は「訪問介護員」ですが、一般的には通称のホームヘルパー、ホームヘルプ事業の方が定着されています。
そして、介護業界の中で最も人気の資格が「介護職員初任者研修」(ホームヘルパー2級)、
「実務者研修」(ホームヘルパー1級)、「介護福祉士」、「ケアマネージャー」(介護支援専門員)の4つになります。
そこでここでは、ホームヘルパーとして働くために必要なこの4つの資格について詳しくご紹介していきます。
経験は不問であり、介護業界で働くのなら1番最初に取得する資格です。
年収、キャリアupに繋がります。
ホームへルーパー2級取得、1年以上の実務経験が必要です。
介護福祉士を受験するために必須の資格。サービス提供の責任者になれる。
3年以上の実務経験。(実務経験となる対象の施設での在職期間)
国家資格であり、正式に介護のプロと認められる。
国家資格(法定資格)を持ち、5年以上の実務経験。(実務経験となる対象の施設での在職期間)
→国家資格(医師、歯科医師、薬剤師など)
介護福祉士からのステップアップ資格。総合的な介護の仕事に就ける。
ホームヘルパーは一般的に高齢者や障害者の方々に対し、日常生活での困難なことの援助やケア、主に生活のサポートを行う仕事になります。
その中でも、居宅訪問サービスでは 「身体介護」「生活援助」「通院等乗降介助」の3種類があり、利用されている方によっては仕事の内容が異なってきます。
今回はこの3つのサービス内容についてご説明していきます。
利用者(高齢者、障害者)が日常生活の上で困難なことをホームヘルパーが援助し、実際に身体に触れて行うサービスのことを指します。
高齢者や家族の方が家事を行う際に困難な場合、ホームヘルパー(訪問介護員)が利用者のもとへ伺い日常の生活を援助することを指します。
主に介護タクシーを保険で行う制度のことをいいます。
これは保険者などが指定で決めた「指定訪問介護事業タクシー」のことを言い、ヘルパー2級以上の資格を持つものが運転できるものとされています。
但し、通院等乗降介助に関しましては対象となる利用者とならない場合があります。
このサービスはごく限られた範囲での利用となるからです。
その条件をいくつかご説明致します。
このような対象に当てはまるケースの場合に認められます。
ここで重要な点としては、「通院等乗降介助というのは、この手段を使わなければ日常生活において不具合が生じることが多くなる」ということが重要です。
元々「ホームヘルパー2級」という資格は訪問介護のための資格でした。
厚生労働省は2013年の改訂で、「ホームヘルパー1,2級」の廃止を行い、「介護職員初任者研修」をスタートさせたことが明らかになりました。
これに伴い、厚生労働省は今後に向けて「介護職は介護福祉士」という前回よりわかりやすい資格制度の改定を行うことが目的だったようです。
そして、ここでは資格取得の際の方法や予算、学習期間などをご紹介していきたいと思います。
資格名 | 期間 | 費用の目安 |
介護職員初任者研修 (ホームヘルパー2級) |
最短1カ月~ | 5万円台~ |
実務者研修 (ホームヘルパー1級) |
最短3カ月~ | 7万円台~ |
介護福祉士 | 最短2カ月~ | 8千円台~ |
ケアマネージャー (介護支援専門員) |
最短3カ月~ | 1万円台~ |
※尚、これらの資格条件は1年~5年の実務経験を必要とします。
資格の取得を検討中の方、資料請求は下記をご参照ください。
・介護・医療・癒しの資格を資料請求するならシカトル
http://www.sikatoru.com/
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・医療・介護・保育の資格と就業ならニチイまなびネット
http://www.e-nichii.net/
医療・介護・保育関係の資格と就業に関する情報が満載です。
・ケア資格ナビ
http://www.careshikaku.com/
介護・福祉・医療資格の講座比較サイトです。
・資格とるならユーキャン通信講座
http://www.u-can.co.jp/index.html
さまざまなジャンルの資格(通信講座)を取り揃えています。
・介護の資格最短net
http://www.acpa-main.org/
介護職員初任者研修を最短で取得したいという方のためのサイトです。
介護業界にはさまざまな資格や職種があり、やりがいがあるお仕事がたくさんとあります。
その中で高齢者や障害者の方たちと触れ合いを大切にし、いずれお互いが助け合う関係になっていければいいと思います。
そういったことが1番に実現できる介護職はこれからの温かい社会を築き上げていくことでしょう。
これをきっかけに今まで興味がなかった方も是非、介護業界に携わってみてはいかかでしょうか?