介護求人TOPケア転職ナビコラム介護の資格 > 今人気!介護で使える資格“福祉住環境コーディネーター”とは?

今人気!介護で使える資格“福祉住環境コーディネーター”とは?

みなさんは、福祉住環境コーディネーターという資格をご存知でしょうか?介護の仕事に関わりたいと思っている人ならば、一度は聞いたことはあるかもしれませんね。注目の介護の資格“福祉住環境コーディネーター”を取得して、自分へのスキルアップとともに介護の仕事の幅を広げましょう。

福祉住環境コーディネーターとは?

では、まず、福祉住環境コーディネーターとは、一体何なのか、具体的に見ていきましょう。
福祉住環境コーディネーターとは、民間の資格で、ひとりひとりの立場に寄り添って、生活のしやすさ、また介護する者の立場に立って、介護のしやすさを両方取り入れられるように潤滑油となるのが、この福祉住環境コーディネーターです。
3級、2級、1級に分かれていて、3級と2級の試験には、特に受験資格はありません。
誰もが受験できる資格ですので、これから介護の仕事に携わりたいと思っている人にもオススメです。

ただし1級の受験資格は、2級合格が条件となります。
2級、3級はマークシート方式の制限時間2時間で、公式テキストに準じた知識とそれを活かした応用力が試されます。100点満点中70点以上で合格です。

一方、1級は、前半と後半の試験に分かれており、前半は2時間のマークシート問題、後半は、2時間の記述式の問題となります。こちらも、100点満点中、70点以上で合格となりますが、テキスト外の問題も出されることもあるため、より広い知識と判断力、応用力が求められるでしょう。
3級と2級の検定試験は、年に2回、1級は年に1回実施されています。
また、福祉住環境コーディネーターの2級を取得すると、「住宅改修が必要な理由書」を作成することができます。これは、介護保険を使って、住宅の改修やリフォームを行う際に必要な書類のため、2級を持っていると、実践的に役立つ資格と言えるでしょう。

福祉住環境コーディネーター協会とは?

次に、福祉住環境コーディネーター協会というものをご存知でしょうか?
これは、福祉住環境コーディネーター検定に合格した人が入れる協会です。せっかく福祉住環境コーディネーターに合格しても、それで終わりではなく、ここから、実際にその資格を有効に活用していく必要があります。
そのために、情報収集の場や、実践、体験などを語り合い、更なるスキル向上に繋げるための貴重な団体が、この福祉住環境コーディネーター協会なのです。
具体的には、会員向けのセミナー、研修、見学会などを開催。年3回の情報誌の発行。また、自治体や地域活動団体と各地域でのタウンミーティング(交流会)を行い、会員同士の輪を広げる活動をしています。
現在、全国7,000名以上の方が会員となっています。

福祉住環境コーディネーターの活躍の場

それでは、福祉住環境コーディネーターになると、どのような仕事の場で活躍できるのか、具体的に見ていきましょう。

介護施設

ホームヘルパー、ケアマネージャー、介護職員などが、介護施設利用者の家族とよりよい関係を気付くためにも、こうした知識を持って会話ができることが信頼につながる。

住宅関係

リフォーム会社や、バリアフリー改修など、希望をいかに取り入れて、予算内で具体的に提案できるかどうかで、受注につながる。

福祉用具専門貸与会社

利用者の立場に立って、どういうものが必要なのかを見極め、提案し、自分らしく生活できる器具を提案できる。

pak55_suno-boru_tp_v

オススメのスクール

実際に福祉住環境コーディネーターを目指す場合、どのような勉強をしていけば良いのでしょうか?
ここでは、福祉住環境コーディネーターの資格を取るためのおすすめスクールを一覧表にしてみました。それぞれの特徴を比べて、自分に一番あった学習法で、効率の良い資格取得を目指しましょう。

  東商公式通信講座 ユーキャン ニチイ
費用
(受講料)
〈1級〉66,960円
〈2級〉45,360円
〈3級〉21,600円
〈一括払い〉
49,000円
〈分割払い〉
3,800/月×13回
〈3級〉34,650円
標準
学習
期間
〈1級〉6ヶ月
〈2級〉5ヶ月
〈3級〉3ヶ月
6ヶ月 合計約17時間
特徴 公式テキストを用いて、効率よく学習できる他、副教材も充実。添削課題も多く、苦手問題を把握し試験突破に向けて、合格へのポイントをおさえていく。質問は「質問カード」を通して丁寧に回答されてくる。 教育訓練給付制度の対象講座で、一定条件で学費の20%が戻ってくることも。スマホやPCを使ってスキマ時間にWEBを通して学習できる「学びオンラインプラス」が充実しており、講師に質問したり、動画での解説も。 WEBカレッジ、自宅で受講可能。繰り返し学習できるほか、質問をネットでやりとりできる。本試験と同一形式の模試で、本番の模擬体験を通して必要なテクニックを習得。
資料
請求等
www.tokyo-cci.or.jp/kenshu/tsushin/ www.u-can.co.jp www.e-nichii.net

<まとめ>

いかがでしたか?
超高齢化社会に突入する日本では、これから介護に関わる仕事がますます増えていくでしょう。こうした中、介護の仕事をする上でも、より専門的な知識が求められていくことになると思います。通信講座などを上手に利用して、福祉住環境コーディネーターを取ることは、何よりも自分への自信につながります。“自分の武器は自分自身”と言えるように、今から自分へのスキルアップの投資を積極的にしてみてはいかがでしょうか?

関連記事もご覧ください

この記事が少しでもお役に立ったら、Twitter、Facebook、はてブでシェアを頂けると励みになります。