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介護のフランチャイズビジネスが伸びている!その現状とは?

介護のフランチャイズビジネスは、高齢化の進む日本において、伸びることが想定されています。
実際に脱サラをして、介護のフランチャイズビジネスをスタートさせた人は案外多いのです。
ではその内容とは、そして現状はどのようなものなのでしょうか。

立ち上げるなら「介護」がお勧め!?

フランチャイズとは、事業者が他の事業者との間に契約を結んで、商標やサービスマークその他の営業の象徴となる商標以外に、経営のノウハウやビジネスモデルを教えて、同じイメージで事業を行う権利を与えるものです。
その見返りとして対価を支払い、事業に必要な資金を投下して、指導や援助をするのです。
その継続的な関係をフランチャイズと呼びます。
コンビニや飲食店、パチンコ店、塾やスクールなど、あげればきりがないほど、フランチャイズビジネスは広がりを見せています。
独立したい人にとっては一つ大きな選択肢と言えるでしょう。
介護ビジネスは、少ない資金からの立ち上げが可能であり、訪問介護サービスもあるので、事務所を構えなくても自宅で開業することができるという利点もあります。
そして訪問介護の利用者は、サービスに満足していただけさえすれば定着することが多いため、「儲けるやすい」とも言われています。

介護ビジネス経営のポイントはここにある!

介護ビジネスを立ち上げるには、自治体の許可を受けなければなりませんが、事務処理などの面倒な手続きは本部で代行してもらうことができます。
開業の時にはヘルパーの資格を持っていなくても良いのですが、その場合ヘルパーの有資格者を雇うことが必要になってきます。
ヘルパーの給与計算やサービス利用者への請求処理などを面倒と思う人もいるかもしれませんが、国保連への請求などの事務手続きを本部任せにできるところも、介護フランチャイズのメリットと言えるでしょう。
また、事業説明会に参加することにより、介護業界について丁寧に説明してもらえますので、不安や疑問も解消できる場合が多いのです。
不安や疑問を抱えたまま開業に踏み切ってしまうとリスクが高くなりますので、可能な限り、前もって不安や疑問は解消しておくようにしましょう。
残酷なようですが、実際に、立ち上げから1年以内に60%の企業が倒産しています。
経営をスムーズに起動に乗せるためには、いかに起業前に供えておくかが鍵となるのです。

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介護ビジネスで成功するのは一握り…儲からずに潰れてしまう理由

事業を立ち上げるのですから、しっかりと準備ができているか?また、経営理念や必要な戦略など、「会社経営」のノウハウは色々とあると思いますが、こちらではあえて割愛。
「介護ビジネス」で、成功するか否かについて1点だけ、お話したいと思います。
ずばり、、、笑顔でお年寄りの排泄介助ができるかを自分の心に聞いてみたとき、「誠意を持ってできます!」と言える人でなければ、このビジネスは失敗する可能性が高いのです。
「やりたくない仕事はスタッフにやらせればいい」という考えもあるかもしれませんが、そんな姿勢のオーナーの下で、よいスタッフが育つわけがないですよね。
金儲けのためだけに介護ビジネスをやっているようなオーナーの腹黒い本心は、知らず知らずの間に、利用者や利用者の家族にバレてしまうものです。
そう思われてしまうと、利用者は去っていき、二度と利用してはくれません。
つまり、介護が必要な人のお世話をすることに喜びを感じる人でなければ、介護フランチャイズは成功せず、結果として潰れることが多いのです。
まず始める時に、その気持ちが自分にちゃんとあるのかを確認してから始める必要があります。

<まとめ>

介護のフランチャイズビジネスは、簡単そうに見えてとても難しいものですが、これからの世の中における必要性は高く、今後もたくさんのフランチャイズビジネスが生まれていくでしょう。
「ニーズが多いのだから、儲かるだろう!」という見方もあると思います。
でも、そんなに甘いものではない、相当の覚悟が必要であるということは、理解しておく必要がありそうですね。

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