夜勤で介護するのはきつそう…と感じる人も多いでしょう。
実態としてはどうなのでしょうか?
やはり体力的にも厳しく、挫折する人が多いのでしょうか…。
しかし夜勤でも働けた方が手当は大きくなるので、たくさん稼ぎたい人には魅力ある働き方とも言えます。
メリットもデメリットもある夜勤介護について、ここで少し学んでみませんか?
当ページでは、夜勤介護に興味ある人や、もっと詳しく知りたい方のために、応募前に知っておいてほしい事を3つ、まとめてご紹介していきます。ぜひご参考にしてみてください。
夜勤介護のネックと言えば、やはり生活リズムが狂ってしまい、体調を崩しやすくなるところです。特に女性は夜勤によって体を壊す人が多く、健康面から断念してしまう人もいます。これは介護に限らず、看護師の夜勤でも同じです。もともと肉体的にも精神的にもタフな人であれば夜勤でも日勤でも関係ないかもしれませんが、体力があまりない人や、環境の変化に順応するのが苦手な人では、夜勤対応に慣れるまで、少し時間がかかるかもしれません。
普通の会社員であれば、昼間働いて、夜は眠る時間です。しかし夜勤介護ではこれが反対となり、昼夜逆転してしまうので、生活リズムは崩れてしまい、自律神経も乱れてしまうのです。
自律神経が不調だと体調も壊しやすくなってしまいます。疲れがきちんととれないまま、また夜勤開始となり、不安定な状態になってしまうでしょう。
また、たいていの人が睡眠をとっている夜間に自分は働いているという事実に、孤独感やむなしさを感じる事もあります。精神的にも強くなければ挫折しやすいと言えるでしょう。
しかし、寝ている人の多い夜だからこそ、夜勤介護のスタッフが必要なのです!つまり夜勤に対応できる人材はそれだけ需要が高いということですね。
求人案件をみていても、夜勤のできる人材を大歓迎しているところは多いです。生活のリズムが乱れやすいのは確かにひっかかりますが、夜勤も可能であれば、求人を探す時にも選択肢が広がります。実際に夜勤スタッフとして働く際も、体調管理を工夫し、うまく克服していけば重宝されるでしょう。夜勤には大変なこともいっぱいありますが、需要ある場所で働くというのは、気持ちのいいものです。
大変そう…というイメージが根付いてしまっている介護の夜勤ですが、実はメリットも大きいのです。
例えば、夜勤する人には手厚い「夜勤手当」が支給されます。介護施設にもよりますが、手当が3000~10000円つくところもあるようです。
時給で働いているなら、深夜時間にあたる22時から29時は基本時給の1.25倍、1日8時間を越えるかあるいは週40時間を越える超過勤務は基本時給の1.25倍になります。
深夜でかつ8時間を越える超過勤務の時間帯であれば、基本時給の1.5倍の時給になります。夜に働く方が自分のライフスタイルに合っているという方にとっては、とっても割りのいい仕事かもしれませんね。
夜勤中は被介護者が眠っている時間帯なので、見回りなどの仕事が主要なケースが多く、お世話中心になる昼間の介護と違って、意外と楽な面もあります。
人によっては夜勤の方が働きやすいという人もいて、進んで夜勤をやりたがる介護士もいます。夜に働いていた方が手当も厚く、効率よく高い収入が稼げるので、条件的にはいいかもしれませんね。体力面をクリアしていれば最適かもしれません。
夜勤のできる人材を募集している施設は結構多くあります。
夜勤となると人手不足になる施設が多く需要が高い分、選択肢も広がり、自分の条件にかなったところが選びやすいでしょう。
夜勤介護といっても、日勤&夜勤の両方対応するパターンもあれば、夜勤オンリーで働けるところもあります。正社員雇用にこだわっていなければ、アルバイトやパートとして働く事も可能です。週に2~3日だけであれば夜勤をやっても構わないという人もいるでしょう。
体調を崩さない程度に加減して夜勤を入れることで、元気に長く続けられる可能性が出てきます。
夜勤だからこそ、労働条件を選びやすいとも言えるので、「夜勤は絶対イヤ!」と決めつけず、少し視野を広めてみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
夜勤というだけでつらそうなイメージが膨らんでしまいますが、人によっては夜勤の方が自分に合っている、ニーズを満たしているなど魅力的なところもたくさんあります。
まだ夜勤の適正についてわからなければ、アルバイトなどから夜勤にトライしてみて実体験してみるのもいいですね。
夜勤にもメリットはあるものの、夜勤をする人の数は不足しているため、多くの施設が夜勤できる人を求めています。つまり、転職する際にも「夜勤可能です」というのは大きなアドバンテージになるのです!夜勤が大変かどうかは、「あなた次第」といってもいいかもしれませんね!