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認知症のための無料レクゲーム!レクリエーションで認知症を予防・回復


今回は、高齢者の方に多い症状「認知症」に焦点を当ててお話していきます。
認知症の特徴とは何か?
認知症を予防するためにできるレクリエーションにはどんなものがあるのか?また、そのレクリエーションの目的や効果はどんなものかを解説していきます。
ぜひご参考にしてみてください。

認知症予防のポイントって?

まず、認知症は予防することができます。
認知症予防に効果があるとされることを、以下にまとめました。
脳を使う
頭を使うと、脳が活性化されます。さらに、たった一人で計算ドリルなどを取り組むより、他の人とも交流しながら、一緒に計算問題を解いていく方が、脳の活性化に効果的で、認知症予防にも役立ちます。

適度な運動を心掛ける

適度な運動は、ストレス解消になり、脳にも良い刺激になります。お散歩などのウォーキングは、
有酸素運動なので脳の血流を良くしてくれます。お金もかからず、毎日続けられる気軽な運動なので、楽しみながら認知症を予防できます。

食生活を振り返る

脳血管性の認知症は、脳の血管の障害から発生します。
脳の血管障害を予防するには、食生活を振り返ってみる事が不可欠です。
栄養バランスのとれた食生活を心掛ける事と、「塩分は控え目に」、「コレステロールを取り過ぎない」、「抗酸化物資の積極摂取」の3点を押さえることで、認知症を寄せ付けません。

規則正しい生活リズム

脳の健康をキープしていくためにも、食事や睡眠など、毎日規則正しく生活していくようにしましょう。
また、過度なストレスは、精神的にも悪影響を及ぼします。
何か楽しい趣味をしたり、リラックスできる時間も適宜取り入れるようにすると、認知症になりにくくなります。

 

そもそも認知症って何?

認知症は、昔は痴呆症と呼ばれていました。
物忘れが異常に激しくなった症状の事を言っていますが、その程度は、普通の物忘れとは違い、生活に支障をきたすレベルです。
認知症のポイントは、物忘れに、認知障害が追加されていることです。
例えば、下記にあげるようなこと、ありませんか?

  • 自分の身内なのに、その人が誰だか分からなくなった
  • 住み慣れた自宅なのに、トイレや寝室を間違えてしまった
  • 自分の家がどこだかわからなくなってしまい、外出先から一人で帰れなくなった
  • 今までちゃんと自分で着れていた衣服が着れなくなった

上記はほんの一例ですが、こういった形で忘れ事の大きさが大きくなってくると、自分一人だけでスムーズに生活するのが難しくなってきます。
認知症の特徴は、このような記憶・認知障害が、意識障害に基づくものではないということです。例えば、脳卒中の急性期などに、意識がぼーっとした状態で記憶や認知障害が生じたとしても、それは認知症とは言いません。

主な認知症の症状

認知症は、以下のような症状が特徴です。

  • 置き忘れやしまい忘れ
  • 同じ事を何度も言う
  • 以前あった関心がなくなる
  • 時間や場所の感覚がつかなくなる
  • 「財布が盗まれた」などの被害妄想
  • 些細な事で怒りっぽくなる
  • 複雑な内容のテレビ番組が理解できない
  • 以前より疑い深くなった

認知症は、何も対策しなければ、一時的な現象ではなく、年齢と共にますます進行していきます。
現在、日本では、「アルツハイマー型認知症」と多発性脳梗塞による「脳血管性認知症」も増えてきています。

 

効果的なレクリエーションで認知症は防げる!?おすすめ無料レク3選!

なぜレクリエーションがいいの?

年齢を重ねるごとに、脚腰は衰えていくし、見た目も中身も、老いを実感するでしょう。
しかし、身体や皮膚は老化していきますが、脳は使えば使う程育つ臓器なのです。
脳の中では、子供の頃から持っている潜在能力細胞があり、80、90歳になっても働くようになっているそうです。
年と共に確かに身体は衰えていきますが、使い方次第では、脳は一生成長を続けるそうなのです。
認知症や、認知症予備軍と診断されてしまうと、だんだん記憶が薄れていき、回復する見込みはないと思っていませんか?
脳はたくさんの細胞で成り立っているところなので、何か楽しい事をしたり、身体を動かすなど、自分が興味のある事で刺激していくと、脳はまた活発に働き始めます。
その「脳を刺激する手法」として、認知症の方や、その予防をしたい方へレクリエーションを認知症の方に積極的に取り入れておすすめなのです。
お金をかけなくてもできるレクリエーションはたくさんあります。
今回は、早速今日から始められるレクリエーションを3つほどご紹介します。

1.回想レクリエーション

回想法は、米国で始まった認知症の心理療法です。認知症の、高齢者への効果が注目されてきて、日本でも実施するところが増えてきました。主にグループホームや通所施設などの介護施設で用いられ、数名で行うため、精神科医や臨床心理士が取りまとめています。
実はこの回想法、介護現場以外にも、ご自宅でも活用できるレクリエーションなのです!
子供の事の遊びやお祭り、あるいは昔使用していた生活道具などのお話を、ご本人にしてもらいましょう。懐かしい昔の想い出を思い出し、それを実際に口で語る事によって、脳に刺激が与えられます。また、楽しかった過去に戻る事で、脳細胞のネットワークがつながり、これをきっかけに、その他の事でも、思い出す事が増えてきますし、一時であれ、障害の不安や混乱から解放され、心が癒されます。これを継続して行う事によって、認知機能が改善する事や、積極性や社交性が高まるなどのメリットが期待できます。記憶障害が進行していたとしても、古い過去の思い出は覚えている事が多いので、中等度の認知症高齢者にも、回想法のレクリエーションは、とても効果があります。
回想法レクリエーションの良いところは、認知症の高齢者が楽しんでできる事です。幼い頃の事や、若い頃のお話をさせる機会を、できるだけたくさん作ってあげましょう。昔の写真や、当時流行していた歌、お手玉やおはじき、ベーゴマなど、その時代ならではの古い道具があれば、さらに過去の記憶が蘇ります。
認知症の方が話しやすくなるように、 「このお手玉どうやって使うの?」、 「あやとり教えて!」、
「この写真の時の服は手作り?とても素敵だね!」などなど、このような言葉かけだけでも、高齢者の方や認知症の方の脳を十分刺激してくれますし、ご本人も、回想を楽しむ事ができるでしょう。現物がなければ、写真を集めてきてお話してもらうのも良いです。多くの言葉と楽しい想い出を引き出してあげましょう!

2.運動レクリエーション

運動量の多い人は、少ない人よりも認知症になりにくいというデータがあります。運動すると、脳の機能がキープできるだけでなく、脳の働きを活性化する事もできます。日常生活の中で、誰でも簡単にできる運動と言えば、「ウォーキング」です。素足で歩くと、脳の血流がさらに良くなります。認知症の方は、身体を動かす機会も減ってしまいがちです。脳を活性化させるだけでなく、健康維持と活動能力をキープしていくためにも、お散歩をレクリエーションとして取り入れてみてください。家族や介護スタッフが付き添って歩き、お話をしながら歩くと効果的です。
話す事と、歩く事は、脳の中では別々の働きになりますので、これを一緒にする事で、脳にたっぷりの刺激を与える事が可能になります!まずは楽しく歩きましょう。 風船バレーやボウリング、ピンポンなども、運動レクリエーションの一つとしてオススメですよ!

3.アートレクリエーション

これは、絵画や造形活動を通じて行うレクリエーションの事です。絵画、心理劇、俳句、陶芸、ダンスなどの表現活動や創作行為によって、脳に刺激を与えます。この元となった出来事と言えば、1942年のイギリスです。身体疾患の回復がうまくいかず、生涯に絶望したエイドリアン・ヒルという画家が、自分が画家であることを再認識し、主治医の目を盗んで制作に没頭し始めると、心身共に症状が回復したという事です。
その当時は、身体疾患中心に行われていましたが、だんだんと統合失調症などの精神疾患や、知的障害者へと対象が広がってきました。最近では、要介護高齢者を対象にした芸術療養も広く用いられています。編み物をしたり、プラモデルを作って楽しむレクリエーションも取り入れられています。
挿入認知症レク
 

認知症の方にやってほしい楽しいゲームやレク3選!

1.ソロバン

高齢の方は、電卓よりもソロバンの方が昔よく使っていたという方も多いですし、他の人にも教える事ができるという方もいらっしゃるでしょう。そのソロバンを、レクリエーションの一つとして取り入れてしまえばいいのです!経験者には、少々難しいソロバンのプリントを使ってもらい、未経験者の方には、簡単な計算問題(難し過ぎるとやる気がなくなるため)を出題すれば、適度な頭の体操になります。頭を体操していれば、認知症の症状も少しずつ和らいでいくでしょう。すでに認知症だからといって諦めず、粘り強く、脳を使えるレクの機会を増やしてあげるといいです。

2.ビンゴゲーム

安い景品付きで、ビンゴゲームをするのもオススメです。実際、アメリカの老人ホームでは必ず行われています。ビンゴゲームでは、数字を探したり、指で折り込んでいったり、リーチの意味を把握したりする事で、脳が活性化します。みんなと一緒にできるゲームなので、コミュニケーションも増え、楽しい交流もはかれるでしょう!

3.音楽レクリエーション

お腹の中の赤ちゃんに、モーツァルトなどの音楽を聴かせると胎教に良い、植物に音楽を聴かせると綺麗な花を咲かせるなど、音楽は色々なところで「良い影響を与えるもの」とされていますよね。
そして、認知症にも、音楽レクリエーションが効くと言われており、実際に音楽療法として、介護施設などでも取り入れているところがあります。
「聴く音楽療法」もありますが、認知症に特に効果的なのは、能動的な療法です。
タンバリンなど、誰でもできる簡単な楽器で演奏したり、曲に合わせて手拍子したり、カラオケで熱唱したり、懐かしい合唱曲をみんなで歌ったりと、自分の身体を使って音楽を楽しむのが、能動的な音楽レクリエーションです。
これは、言葉によるコミュニケーションが難しくなった人でも参加できるというメリットもあります。音楽は不思議なもので、懐かしい曲を聴くと、その音楽と共に記憶が蘇ってきます。
認知症の方も同様に、音楽によって昔の想い出などが掘り起こされ、明るい気分になれたりします。また、自分の好きな音楽に心癒されたりと、リラクゼーション効果もあります。
良い音楽を聴いた後だと、自然と食欲が増したり、声かけした時の反応も良くなる、笑顔が増えるといった効果もあります。その他にも、食事や唾を飲み込む機能の回復、身体を動かす機能回復にも効果があると言われています。
介護現場でカラオケ大会を企画するのもいいですし、みんなで音楽会を開くのも良いでしょう。
家族と一緒に家で歌ってみてもいいですよね。その認知症患者の方のお好きな音楽や歌を選んであげ、ぜひ笑顔を引き出してあげてください!

上記の3つのレクリエーション以外にも、以下のようなレクリエーションも、認知症改善に役立ちます。

  • 折り紙
  • 塗り絵
  • 足し算や引き算のゲーム
  • 音楽鑑賞会
  • お化粧をしてもらう(女性)
  • 仮装してもらう(男性)
  • お祭り気分でスーパーボール釣り
  • 子供用玩具の魚釣り

 

<まとめ>

いかがでしたか?
認知症の方に効果的なレクリエーションの中には、色々なアイディアがありますよね。
脳はとにかく楽しい事が大好きなので、是非、認知症の方にも、脳が喜びそうな事をやらせてあげてください。
認知症の方が若い頃生きていた時代や出身、大切な想い出、夢中になった趣味などを、レクリエーションにお取り入れる事で、楽しみながら認知症の症状が予防できたり、改善できたりします。
また、今は認知症でなくても、日常から認知症にならないようにしていく事は、もっと大切な事です。自分の好きな事をたくさんして、身体も動かし、脳にいっぱい栄養(刺激)を与えてあげましょう。生きている間はずっとパートナーである脳だからこそ、年をとってもしっかりと働いてもらうために、悪くなってしまう前に、レクリエーションで対策してあげましょう!

 
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