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妊娠中の介護、介護で別居、ネグレクト…様々な問題と解決法一挙紹介!

現代、介護にまつわる問題はたくさんあります。
義理の両親の介護で追い詰められているお嫁さんや、不安でいっぱいのお嫁さんも多いでしょう。
しかし、介護で自分がつぶれてしまっては、意味がありません。
お互い気持ちよく過ごしていくためにも、ストレスを抱え込まないでできる介護の方法や、対策について考えていく必要があります。

昔からある嫁姑問題に介護が加わると更に厳しい状況に…!

嫁姑問題は、昔からよくある問題ですよね。
親しい友人であっても、時々会ってお話する分にはいいのですが、頻繁に会う事になると、お互いに嫌な面もたくさん見えてきて、仲たがいしてしまうケースもあるでしょう。
嫁姑問題も同じで、義理の両親と頻繁にコミュニケーションする機会があると、お互いに気に入らない点ばかり目に付いてしまい、争ってしまうケースも少なくありません。
得策としては、義理の両親とは、適度な距離を保つ事がトラブル回避につながります。
同居している場合これがなかなか難しいのですが、少し距離を置いて、接触する時間を短くするだけで関係が落ち着いてくる場合もあります。
頻繁に会う、あるいは同じ家、同時空間で過ごす時間が長いという場合は、お互いに相手を尊重できる人間性や寛大な心がなければ、難しいでしょう。
そして、嫁姑の関係は、どうしても嫁の方が気を遣輪なければならない場合が多いです。
話を合わせたり、厳しい批判をされても耐えたりと、精神的につらいです。
ただでさえ、嫁姑問題は難しいのに、そこに義母の介護が加わると、更に厳しい現実が待っています。
気の合わない義母を介護するのは、精神的にも疲れますし、最悪離婚や別居するケースもあります。
施設を探してそちらでお世話になったとしても、お見舞いに行くのはお嫁さんの役割りであったり、介護料が家計を圧迫するためパートを探さなければならなかったりと、やはり楽なことではありません。

妊娠しながらの介護は肉体的にも精神的にもつらい!

介護職に就いている女性の中には、妊娠している中、介護している方もいらっしゃいます。
しかし実際は、そう簡単なものではなく、妊娠しながら介護を続ける事は、肉体的には勿論、精神的にもきついものです。
離婚するという手段もありますが、残されたお子様にとって、片親だけの家庭環境はあまり良くありません。
妊婦さんは、妊娠と介護との間で、難しい葛藤に悩まされてしまうのです。
以下、事例をご参考にしてみてください。

妊娠中にデイサービスから訪問介護に異動!?もっとキツくなる!

「私は妊娠9週目の妊婦です。介護職に就いており、デイサービス勤務をしています。
妊娠のことは上司に報告し、職場では、二人介助や重労働は免除してもらっており、かなり働きやすくなっています。
つわりもまだ軽く、若干、気持ち悪くなる事がありますが、吐いてしまう程ではありません。
しかし今日、上司に話があると呼ばれたのですが、話の内容は、他の姉妹施設全体でも妊婦さんがおり、妊婦が働きやすい環境を考え、訪問介護に異動してみてはどうかと勧められました。
正直びっくりしました。
訪問介護とは、お年寄りの家を一人で訪問し、家事援助をするものです。
食事を作ったり、掃除をしたりという内容です。
今のデイサービスのように、職員が何人もいるわけではないですから、仕事中も休めず、負担になる一方だと推測されます。
途中で具合が悪くなっても、かわりの人はその場にいません。
交通手段は、負担にならないように考えると言ってくれましたが…。
今から新しく仕事覚えても、ゆくゆくは産休を取るつもりでいますし、訪問介護でせいぜい働けても、5ヶ月程しかありません。
新しい仕事を覚えるのは、自分にとってストレスになるだろうし、これからお腹も大きくなるばかりで、身動きも取りづらくなるだろうに、それを一人で働く環境の仕事を勧める上司に不信感を抱きました。
同じ職場には、私と同じ妊婦さんがいて、彼女も同じ仕事を勧められたようですが、訪問介護に異動すると言っています。
仕事を優先するのであれば、妊婦だろうが異動を承諾するべきなのでしょうか、妊婦しながら今よりもハードな仕事をやっていける自信がありません。どうすればいいのか困っています。」

妊娠中に異動(しかももっときつい環境)を命じられたら、誰だって戸惑いますよね。
しかし、共働きしている方の場合ですと、ご家庭の事情もありますし、そう簡単に仕事を辞めるわけにはいきません。
妊娠中で大変でも、訪問介護の仕事を続けるか、それとも断るか、厳しい選択を求められます。勿論、これには一人で悩まず、旦那さんと相談して冷静な判断をするとよいでしょう。

ネグレクトは罪が深い!?虐待と同じくらい重い犯罪

最近では、様々な理由で、介護ができなかったり、単にやりたくないという理由で、介護を怠る方も増えてきています。
しかし、こうしたネグレクトは、一種の虐待になるので、立派な犯罪にあたります。
ただ、実際には複雑な環境や状況のケースも多く、色々な問題が絡んでいるので、ネグレクトを発見して、すぐに逮捕や隔離にはつながらないのが現実です。(よっぽどのケースは除く)
加害者側が、ネグレクトしている事実を、自覚していない場合もあります。条件に合わず、希望した介護施設に入れなかったというケースもありますが、もしもまだ比較的元気な方でしたら、そのような方でも入所できるグループホームや、有料老人ホームを探していけば、生活保護で受け取ってもらええる場合もあります。
ご自身で介護するのが難しい方でしたら、是非ご検討してみてください。

義理の親の介護でつぶされてしまう前にできる事とは!?

義理の親の介護でつぶされてしまう方が、今の時代、本当に多いです。
そうならないためにできる事を、事前にやっておくと後が楽になりますよ。
以下、介護につぶされる前にやっておくべき事をリストアップしてみました。

  • 介護認定を受ける
  • 介護サービスを選ぶ(在宅サービス、通所系サービス、施設系サービス、福祉用具など)
  • 在宅介護の場合、誰がどのように介護を行うか決めておく
  • 施設へ入居させる場合は、特養や有料老人ホーム、グループホームなど、どんな施設があるのか調べておく
  • 介護費用がいくらくらい払えるのか確かめておく(預貯金や不動産資産、年金など)

介護で自分がつぶされるくらいであれば、少し冷たいようですが、生活保護を受けさせ、介護施設に入れるという方法もおすすめします。
実際に介護が始まる前に、このような準備をしておくと、いざという時に役立ちます。
また、ご親族などのご支援も、最初に話し合っておかれると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
介護に関する問題は、どれもすぐ解決するものではなく、複雑な事情が絡んでいます。
しかし、介護のせいで、自分自身がつぶれてしまっては、自分の生活も台無しになってしまいます。
自分の精神や肉体を守るためにも、自分ができる限りの事はして、無理な部分は施設にお願いしたり、他の方の手を借りるなどして、対応していきましょう。
自分一人で何とかしようとしても、パーフェクトにできないのが介護の現実です。
ストレスが蓄積されると、ネグレクト、虐待などの犯罪につながる恐れもあるので、限界に達する前に、事前対策をしっかりしていきましょう!

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