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介護職は手荒れしやすい~つらいひび割れ・手あれを改善する方法~

介護職や看護師といったお仕事は女性の方が多く活躍していますが、仕事柄、手荒れやひび割れなど、肌のトラブルに悩む方も多いようです。
どうしたって、手あれしやすい環境ですが、あきらめてしまうのはもったいない!
そんな中でも、手肌を美しく保つ、秘訣があります。
すでに手荒れがひどく悩んでいる方も、これから介護職を目指している方も、是非、効果的なハンドケアの方法、を心得て起きましょう。

みんなの手荒れの悩み

もう10年以上も、年中、手荒れに悩まされています。
両手ともに、何ヶ所も切れていて、手のひらも、何ヶ所か切れてしまうほどです。病院も行きました。転勤族なので、引越しをするたび、いくつかの病院に行きましたが、だいたい、同じチューブの薬、保湿クリームをもらうのですが、悪化するか、効果は見られません。
切れていて、日常生活が辛いので、キズパワーパッドと絆創膏を、傷の程度により使い分けて、貼ってしのいでいます。

両手とも、絆創膏だらけの時もあり、人に見られるのが辛いです。
出典:発言小町

私は去年までゴム手袋を使う仕事をしていました。
そのゴム手袋が合わなかったのか、指先や手首の表側に湿疹?痒みや赤みが出てしまい、しばらく綿手袋をした上にゴム手袋をしていました。
しかし湿疹が治まってはまた痒くなり…をずっと繰り返し、退職して半年以上が経った今も、痒いです。
ちなみに軽度のアトピー持ちで、ここ数年で手湿疹が出ました。

出典:@cosme

手荒れが酷くて悩んでいます。
ささくれだつし、なんか指先が白くもろもろになるし、ハンドクリームをつけたりしても良くなりません。
かわいくないのでどうにかしたいなあと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか?
もし良かったら教えてください、おねがいします!

出典:@cosme

実家でも食器の片づけ・洗濯等そこそこ水ものの家事はしていたつもりだったのですが、新居で暮らして以来 手荒れがひどくなって困っています。
量的には少し増えたくらいで 何も変わってないと思うのですが指の皮がガサガサになってしまい 
自分の手が好きだったので悲しい限りです。

出典:教えて!goo

介護職が手荒れしやすいわけ

頻繁に手を洗う

仕事柄、衛生面二機を使う必要のある介護職。
日に何度も、手を洗わなければなりません。肌にもともと備わっているバリア機能を形成している皮脂膜も、手洗いするたび洗い流され、肌は刺激や乾燥にさらされてしまいます。

ゴム手袋を装着

介護の現場で多いのが、ゴム手袋を装着するシチュエーション。水仕事から肌を保護してくれているのですが、ゴム手袋は通気性ゼロ、肌は皮膚呼吸できず、蒸れていくばかり…。長時間つけっぱなしはNG…手肌にとっては、苦しい時間なのです。

ハンドクリームのケアが間に合わない!?

女性なら多くの方が携帯しているハンドクリーム。手肌の乾燥が気になったらハンドクリームを薄く馴染ませて手軽にケアできる…とても便利なアイテムですが、介護職の方は少し事情が異なります。
手洗い後、ハンドクリームですぐさまケアしたところで、またすぐ手を洗う場面が来てしまったり、水仕事が待っていたり…とケアが間に合わないというのもよくある話です。
また、お気に入りのハンドクリームが香りのあるものだと、利用者によってはよい顔をしないこともあるので、強すぎる香が好きな方は、、職場用とプライベートで分けた方が無難かもしれませんね。

アルコール、石鹸、洗剤に色々奪われる

介護や医療の現場では、アルコールによる除菌・殺菌は常識。アルコールを手に刷り込むと、簡単に消毒できて便利ですが、同時に肌に必要な水分や油膜、肌に必要な菌(常在菌)までも、根こそぎ奪われてしまいます。手洗い時の石鹸や洗い物の際の洗剤も同様…、手に必要な水分、皮脂などもろもろが奪われてしまうので、肌には辛い時間です。

紙・布類に多く触れる

最後に意外と影響が大きいのが紙や布類に触れること。特に、介護職では、利用者を支えたり、寝具のケア、服の脱着を補佐したりと、布に触れることが多いお仕事。他の刺激に比べると見落としがちですが、布は手肌の水分や皮脂膜、せっかく塗ったハンドクリームのガードを奪い、肌荒れを招いてしまう原因です。
触れないわけにはいきませんが、肌荒れの原因として考えられるということを、心に留めておきましょう。

簡単にできるハンドケア、肌荒れ対策

肌荒れしやすい環境にあることは明白なのですが、では、どういった対策が効果的なのでしょうか。
肌荒れ対策のポイントをいくつかご紹介します。

職場ではこまめにケア

これは皆さんすでに実践済みかもしれませんが、手を洗うたび、肌の乾燥やダメージを感じるたびに、まめにケアすることが重要です。
常にハンドクリームを携帯し、いつでもケアできるよう備えておきましょう。

入浴後・睡眠前はスペシャルケアを!

入浴後は、フェイスケアと共に、ハンドケアもお忘れなく!水よりもお湯の方が皮脂や汚れを洗い流す力は大きいですから、入浴後の肌はまるでノーガードの状態です。できればこのタイミングでは、ハンドクリーム一本で済ませるのではなく、フェイスケアと同様、化粧水⇒乳液⇒クリームの順に段階を踏んでケアするのがオススメです。
睡眠前も同様のケアを行い、特にひどい肌荒れや乾燥を抱えている方は、保湿効果の高いクリームを多めに塗っておくとよいでしょう。
更に、睡眠時の保湿用なら、シルクの手袋をはめて眠ると最高です。麻や綿でも良いですが、シルクに比べると素材自体の吸水性や通気性が高いため、少々値ははりますが本気で保湿したいのなら、シルクが最適でしょう。

起床時のケア

朝起きたら、コップいっぱいのお水…できれば白湯(ぬるま湯)をとりましょう。手荒れと関係ないのでは?と思うかもしれませんが、睡眠中に失っている体内の水分を、負担をかけずに補うには、白湯が最適!そして、肌の乾燥や肌荒れにも重要です。
出勤前には、できる限り、丁寧なハンドケアをして、1日をスタートさせましょう。

コンディションやシチュエーションごとにハンドクリームを使い分ける

ハンドクリームは、とにかく種類が多いですね。
香りや成分、テクスチャー、口コミ情報等、真剣に選ぼうと思うとなかなか難しいものです。ただ、少なくとも「仕事中」と「プライベート」、そして「軽度な肌荒れ」と「ぱっくり割れや湿疹など皮膚症状が軽微ではない」といった肌の状態によってアイテムを使い分けた方がよいでしょう。
では、押えておきたいポイントを列挙しておきます。

シチュエーション
ポイント
仕事中
手肌の保護重視!
・保護:ワセリン
・しっかりしたテクスチャーのもの
プライベート
手肌のケア重視!
・美白・美肌:ビタミンC、ビタミンE、ミネラル
・保湿(※):シアバター、ヒアルロン酸、セラミド、
 コラーゲン、グリセリン、尿素
・香り(リラクゼーション効果)、など
コンディション
ポイント
かゆみが強い
抗ヒスタミン成分
カサカサ肌(乾燥)
保水成分+保湿(※)成分
ガサガサ肌(乾燥深刻)
尿素(角質を柔化)など

介護職の方にオススメのクリーム

特に人気の高いクリームや、オススメしたいクリームをご紹介します。介護職の方など、手を酷使する職業の方へ、特に保湿や肌の保護に優れたアイテムをチョイスしました。ご参考にしてみてください!ただ、スキンケアアイテムは、一人ひとりの体質や肌質にもよりますので、使ってみて、「これだ!」と思えるものを、是非見つけてみてください。

【第一三共ヘルスケア】ロコベースリペア クリーム

かいご

保湿力を持続させるため、硬めの油成分であるパラフィン(保湿)をナノ化して均一に配合しています。このパラフィンが肌表面の微細な隙間までうるおいで密封し、水にも負けない長時間の保湿効果を発揮します。
<成分>
ワセリン、 水、 パラフィン、 ミネラルオイル、 グリセリン、オレイン酸ソルビタン、 カルナウバロウ、 コレステロール、セラミド3、 オレイン酸、 パルミチン酸、 (アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10-30)) コポリマー、 トロメタミン

出典:第一三共ヘルスケア

【日本ケミファ】モイスポリア ホワイト

かいご

モイスポリアホワイトは皮ふの角質層に浸透し、手荒れ、肌荒れの原因からお肌を守ります。手荒れ、肌荒れ対策に効果的です。
ほとんど無臭でべとつきもなく快適にご使用いただけます。
<成分>
酸化亜鉛、カオリン、セタノール、ステアリルアルコール、流動パラフィン、パラフィン、白色ワセリン、ラウリル硫酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、精製水

出典:日本ケミファ株式会社

もっちり よかもちくりーむ

かいご

手肌に潤いや美容成分のヴェールをかけ、水仕事などの過酷な状況から手荒れを防ぎます。
もち米から抽出した「加水分解コメエキス」が肌の保水力を高めます。 また、お米から抽出した、美容保湿オイル「コメ胚芽油」を配合。
<成分>
水、スクワラン、グリセリン、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール、加水分解コメエキス、コメ胚芽油、メドウフォーム油、ニガリ、ジステアリン酸スクロース、オレイン酸ポリグリセリル-2、ヒアルロン酸Na、マンナン、キサンタンガム、アルギン酸Na、パルミチン酸デキストリン、アラキルグルコシド、セテアリルグルコシド、カプリロイルグリシン、ウンデシレン酸グリセリル、ウンデシレノイルグリシン、ステアロイルグルタミン酸、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、乳酸桿菌発酵液、乳酸桿菌/オリーブ葉発酵エキス、加水分解コラーゲン、トコフェロール、塩化Na、水酸化Na、カプリル酸グリセリル、カプリルヒドロキサム酸、銀、デキストリン

出典:長寿の里

【花王アトリックス】エクストラ プロテクション

かいご

ヒビ・あかぎれになりがちな手肌に。密封することで、乾燥や水仕事などの外部刺激から守り、薬効成分*が角層深く浸透。荒れだけでなく、ヒビやあかぎれまで防ぐ薬用ハンドクリームです。
<成分>
アラントイン*、酢酸DL-α-トコフェロール*、水、グリセリン、ジメチコン、ワセリン、PEG-9 ポリジメチルシロキシエチル ジメチコン、シクロペンタシロキサン、ベタイン、ヒアルロン酸Na-2、架橋型ポリエーテル変性シリコーン混合物、架橋型ジメチコン、アクリル酸アルキル共重合体ジメチコンエステル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、硫酸Mg、エデト酸塩、無水エタノール、クエン酸Na、フェノキシエタノール、パラベン
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」

出典:花王株式会社

Cool Sweet Jewel Sherbet sendai-浸透性皮膚保護クリーム「ボルダースキンケア」

かいご

お仕事する人の肌を保護する多目的ケア製品です。水仕事による手荒れを予防する目的で使われていたり、ガソリンスタンド、塗装業など事前に素肌を保護することにより汚れを落としやすくする目的などでも使われています。
1000万分の6mmという超微粒子が、皮膚の角質層に浸透しバリアを形成する事によりあらゆる外的刺激から皮膚を保護します
<成分>
水・ジメチコン・ステアリン酸・グリセリン・PVP・トリ(カプリル・カブリン酸)グリセリル・TEA・アロエベラエクス-1・セタノール・セテアリルアルコール・セテアレス-20・EDTA-4Na・酢酸トコフェノール・メチルパラベン・プロピルパラベン

出典:Cool Sweet Jewel Sherbet sendai

業務用 皮膚保護クリーム「ガードバリア」

かいご

医療や介護、食品工場、飲食店、工場、理美容院、治療院、エステサロン、マッサージなど、手荒れや肌荒れが深刻な職場向けの、手荒れ肌荒れ予防の皮膚保護バリアクリームです。
皮膚科クリニックでも採用されています。
新成分で皮膚を保護して、洗剤や消毒剤、インク、オイルなどから皮膚を保護して、手荒れや肌荒れを防止します。
<成分>
水、セタノール、ステアリン酸、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ミリスチン酸イソプロピル、グリセリン、ミリスチン酸、パーフルオロポリメチルイソプロピル、PVP、ベヘニルアルコール、TEA、酢酸トコフェロール、トリクロサン、グリチルレチン酸ステアリル、PCAイソステアリン酸グリセレスー25、ミリスチン酸ポリグリセリルー10、トリデセスー3酢酸Na

出典:チャフ・スカラップ

【アベンヌ】 コールドクリーム

かいご

食用としても使用されている、みつばちが作った天然油分ミツロウとアベンヌ温泉水を主要成分とした保湿効果の高いクリームです。
肌表面にうるおいのバリアをつくり、乾燥や外部刺激から肌をしっかりまもります。コクのあるリッチな感触で、ひどいカサつきやゴワつきをしっとりなめらかに。
<成分>
ミネラルオイル、温泉水、ミツロウ、ステアリン酸グリセリル、セタノール、(C20-40)パレスー10、リン酸セチル、水酸化Na、TEA、メチルパラベン、香料

出典:アベンヌ

業務用 皮ふ保護クリーム【ケロデックス】医薬部外品

かいご

水やお湯はもちろん、酸、アルカリなどの薬品、潤滑油などの油による刺激からもお肌を保護できる薬用保護クリームです。
塗布後、約3~4時間は水、お湯、石けんで洗っても保護効果が持続しますから、頻繁に手洗いを行わなければならない作業にもピッタリです。 塗っていることを忘れてしまうほどナチュラルな使い心地です。
<成分>
酸化亜鉛*、ワセリン、パラフィン、流動パラフィン、セタノール、セトステアリルアルコール、ラウリル硫酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、ベンガラ、精製水 他5成分。 
*「有効成分」 無表示は「その他の成分」

出典:ケロデックスクリーム

【ハクゾウ保護クリーム物語】200ml

かいご

1回の塗布量は約o.6ml。手にすり込むと保護膜が速やかに形成され、時間とともにベトツキ感がなくなります。
3種類の保護膜形成剤の配合により、バリア効果が持続します。また3種類の保湿剤も配合していますので、ハンドローションとしてもお使いいただけます。
<成分>
水、グリセリン、セタノール、ステアリン酸、アモジメチコン、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸、ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテル、PCAイソステアリン酸グリセレス-25、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、グリチルレチン酸ステアリル、酢酸トコフェロール、ベヘニルアルコール、PVP、TEA、メチルパラベン、プロピルパラベン

出典:ハクゾウオンラインショップ

<まとめ>

いかがでしたでしょうか?
毎日手荒れと戦いながらの業務になると思いますが、毎日こつこつとケアし続けていくことが大切です。また、肌に合っていないハンドクリームを使い続けず、より適したアイテムを、探してみてください。
手袋をはめていい場面では、手袋を着用したり、ゴム手袋であればその下に綿手袋でワンクッションおくなど、手肌を守るアイデアはたくさんあります。
また、手湿疹や水疱など重篤な肌トラブルに悩んでいる方は、ハンドクリームでどうにかしようとせず、一度皮膚科を受診されることをおすすめします。
是非、あきらめずに、健康的な手肌を手に入れてください。

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