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【お悩み解消】高齢者に多い尿漏れの原因と対策

今回ご紹介するのは【尿漏れ】についてです。
老若男女問わず、この尿漏れで悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。
そんな方々のために尿漏れについて、原因、尿漏れのケース、対処法などをご紹介します。

尿もれに関するみんなの悩み

尿漏れに悩んでいる中高年の方はたくさんいらっしゃいます。でも、多くの方はどのような悩みを抱えているのでしょうか。

まず、悩みを打ち明け、それに対して専門の先生が答えているこちらを御覧ください。

女性:34歳のとき、三人目の子供を出産直後に、連続してくしゃみをしたときが初めてでした。「産後は尿もれしやすい」と思っていたので、あまり気にしていませんでした。それに、いつの間にか自然におさまったんです。
先生:30代なら自然とおさまる人は多いんです。でも、40代になってから、また尿もれを自覚するようになるケースもたくさんありますね。
女性:ママさんバレーでジャンプして体が宙に浮いた時に経験しました。2回目に尿もれを自覚してからは、「尿もれしないように」って意識していないと、もれてしまう状態。 それが、5年くらい続いて、「このままじゃ、尿もれのせいでバレーボールが続けられなくなる」って思うようになったんです。
先生:スポーツをしている人は自分のカラダに対する意識が高くて、尿もれ対策を始めようとする人も多いですが、一方で「尿もれしちゃうから」ってスポーツすることを諦めちゃう人も少なくないですね。
女性:ええ。それが理由でママさんバレーを辞める人がいることも後から知りました。
先生:堀江さんは、尿もれを自覚してからは、とりあえずは生理用ナプキンで間に合わせようとしましたか?
女性:すでに尿ケア用品を持っていたんです。実は、私の母も尿もれ経験者なんですけど「ヨガ教室に通ったら改善したからあげるわ」ってもらった尿ケア用品を使いました。
雑誌やテレビで、尿もれのことは、ある程度知識があったのですが、それでも、恥ずかしくて母にしか言えなかったですね。
先生:恥ずかしくて尿ケア用品を買えなくて、生理用品で代用していたら、肌がかぶれてしまう人もいるんですよ。その点、堀江さんは、最初から専用品を使っていたのでよかったですね。
出典:尿漏れお悩みすっきり対談より

尿もれはなぜおこる?

尿漏れは一体なぜ起こるのかというところから考えてみましょう。
まず、先ほど老若男女問わずとは言いましたが、その中でも尿漏れになりやすい人というのもわかっています。
やはり男性よりも女性で、若い人よりも40代以上の女性に集中しています。
ではそれが何故なのかご説明しましょう。
まず男性よりも女性のほうが尿漏れに悩んでいる人が多い理由として以下のことが考えられます。

尿道の太さと長さが原因

男性の尿道は、細く出来ており、膀胱から出口までS字を描くように伸びているのに対して
女性の尿道は、男性に比べて太くて短くなっており、出口まで直線的に伸びているということが尿漏れの起こりやすさの差を生んでいると言えるでしょう。
これは尿漏れだけに限った原因ではなく、例えば男性よりも女性のほうが膀胱炎になりやすいなどの原因にもなっていると言われています。
次に若い人よりも40代女性の方が尿漏れで悩んでいる人が多い理由としては以下のことが考えられます。

出産や老化による骨盤底筋への影響

40代の女性ともなると、出産を経験している人も多くいることでしょう。
実は出産はとても骨盤底筋への影響が大きいのです。
それは経膣分娩による出産により骨盤底の筋肉と線維組織が大きく引っ張られてしまうことが原因となっているようです。

そしてもう一つ、出産の有無にかかわらず、年齢を重ねるごとに骨盤底筋は衰えていきます。
これも若い人よりも尿漏れに悩んでいる人が多い理由になっているのではないでしょうか。

尿もれ(尿失禁)の種類

一言で尿漏れと言っても実は種類が存在します。
大きく分けて2種類があり、症状の程度も様々です。

腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁とは
せきくしゃみをした時などにお腹に力が入った瞬間にもれてしまうのが腹圧性尿失禁です。
骨盤底筋(骨盤の底の部分にある筋肉の総称なので「骨盤底筋群」ともいう) が弱ってくると、腹圧性尿失禁の原因となります。
これは40代女性に起きる尿漏れのほとんどがこれに該当すると言われています。

切迫性尿失禁

切迫性尿失禁とは腹圧性尿失禁と違い、突発的に起こるものではなく【尿意】を感じているにもかかわらず
尿失禁をしてしまう事を言います。
例えば「トイレに行きたい!」と思っても、間に合わずにもらしてしまうタイプですね。
トイレのドアノブを握った時だったり、トイレで下着をおろしている最中に尿失禁してしまうなどが切迫性尿失禁と言われています。
これは過活動膀胱といって、膀胱が過敏になっている状態が原因とされています。

尿漏れのケア・対策

尿漏れを未然に防ぐために出来ること、やっていると良いことをご紹介しましょう。

まず重要なのは先程から名前が出ている骨盤底筋の役割をしっかりと理解し、意識することで尿もれを改善することが出来ます。
骨盤底筋が健康な状態であれば、ちょっとした運動などでお腹に力がかかっても骨盤底筋の組織が反射的に尿道口を締め、突発的な尿漏れ(腹圧性尿失禁)を防いでくれます。
しかしながら骨盤底筋がゆるんでしまうと、尿道口をしっかり締めることができず、腹圧に負けて尿がもれてしまうのです。
多くの医師が尿漏れは骨盤底筋がゆるんでいるサインとも言っています。
それでは、骨盤底筋トレーニングを習慣的に行い、尿ケア専用品を使用することで、尿漏れ対策をしていきましょう。

まず、一番重要な【骨盤底筋】のトレーニングをご紹介します。
今回は誰でも行い易い2種類のトレーニング方法をご紹介します。

仰向けの姿勢でのトレーニング

まずマットなどに仰向けに寝ます、足を肩幅程度に開き、両膝を軽く曲げて立てて、からだをリラックスさせます。(この際に余計な力が入っていないか確認しましょう)
次にその姿勢のまま10秒前後、陰部全体をゆっくりと引き上げる感じで、骨盤底筋を締めていきます。
この時に決して無理はしないようにしてください(きつい方は5秒くらいから始めてください)
おなかや足、腰などに力が入らないように意識するのがポイントです。
その後の40秒前後は、身体をリラックスさせます。

骨盤底筋を締める身体をリラックスさせる

このサイクルを1セットにしてトレーニングをしていきます。
1セット大体1分くらいになるので10セット(10分間ほど)行ってください。

床に座り、壁に寄りかかった姿勢でのトレーニング

壁に軽くもたれるようにして床に座り、両膝を軽く開いて立てた状態にします。
(この際も余計な力が入らないようにしましょう)
足の付け根にある股部分(肛門括約筋の近く)に片手の手のひらを当てることで骨盤底筋の位置を自分の手指で確認します。
その状態のまま先ほどと同じように“骨盤底筋を締める~身体をリラックスさせる”のサイクルで10セットトレーニングを行ってください。

上記2つのトレーニングをきちんと続ければ、尿もれの改善が期待できます。
他にも様々な体勢でのトレーニングは存在しますが、
まずはこの“骨盤底筋を締める身体をリラックスさせる”の繰り返しをマスターしましょう。
日々のトレーニングが尿漏れの対策として繋がるので継続することがもっとも重要です。

便利な尿もれ対策グッズ

日々のトレーニングを覚えて行っていても、尿漏れはすぐに治るようなものではありません。
トレーニングをしてる間も尿漏れに悩まなくていいように、こちらでは便利な尿漏れ対策グッズをご紹介します。

【尿漏れサポート専用下着】
http://www.anshin-shorts.com
これは吸水性に優れ、消臭も行ってくれる専用下着です。
選択も可能なのでおむつに抵抗のある人でも気軽に使用することが出来ます。
デザインも尿漏れ専用下着とは思えないほどおしゃれなので、女性に人気のアイテムです。

男性にはこちら

【パーフェクトガード】
http://www.anshin-shorts.com

こちらも尿漏れ専用下着になります。
尿失禁はもちろんのこと、男性では気になる液状便失禁への対策もされており大変優秀です。
パッド部分は特殊な3層で出来ており、内側から【ドライ層】【防臭層】【防水層】となっており
防水はもちろんのこと肌触りや防臭にも気を配っています。

他にも尿道括約筋などの強化を行うことが出来る薬品や骨盤底筋トレーニング用のコルセットなども存在するので、一度調べてみてはいかがでしょうか?

<まとめ>

尿漏れは、なかなか人に相談できない悩みですが、抱え込まずにトレーニングや便利なグッズなどで少しでも悩みを解決に導きましょう。
ちょっとした日々のトレーニングや便利グッズの使用で清々しい気持ちで尿漏れ改善をしてください。

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