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デイサービスで良好な人間関係を築くには?よくある問題とその解決策についてご紹介!

職場での人間関係は給与や待遇と同じくらい重要であり、介護業界に限らずさまざまな職場が抱えている共通の問題です。いくら給与や待遇が良くても、人間関係が悪いと精神的・肉体的に披露するだけでなく、仕事にも影響するため、長期的に働くのが困難になってしまいます。介護業界における人間関係の構築は、基本的にはどこも共通している部分が多いですが、施設形態や働き方などによって若干の違いはあると言えましょう。今回の記事では、デイサービス(通所介護)で働く・働きたいという方に向けて、デイサービスでよくある人間関係の問題やその対策方法について、詳しく紹介していきます。

デイサービスの介護現場はどんな感じ?

本題に入る前に、デイサービスとはどのようなものなのか、基本的な方針をおさらいしましょう。

通所介護の基本方針
通所介護の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。

※引用:厚生労働省「通所介護及び療養通所介護」より

介護施設によって職場環境はさまざまですが、デイサービスの介護現場はどのようなものなのでしょうか?デイサービスは、介護老人保健施設に併設されているような大規模型(月の平均利用者数が750人以上)、または現在増加傾向にある、利用定員数が18人以下のいわゆる「地域密着型通所介護」などがあります。
厚生労働省が定める人員基準は、デイサービスの場合“利用者数15名につき1名以上、専従の介護職員を配置する”ことになっていますが、実際の現場では定員10~13名の利用者さんに対して3~5名のスタッフで対応したり、入浴介助も1対1で丁寧に対応したりなど、安全を考慮して、余裕をもった人員配置をしている職場が多いようです。
職員の年齢層は30代~50代の主婦層が中心で、非常勤(パート)で勤務している方が多い傾向にありますが、もちろん勤務先によって人員配置や仕事内容は変わってくるので、面接や施設見学などの際に気になるところは質問をしておくと良いでしょう。

人員基準
生活相談員
(社会福祉士等)
事業所ごとにサービス提供時間に応じて専従で1以上
(※生活相談員の勤務時間数としてサービス担当者会議、地域ケア会議等も含めることが可能。)
看護職員
(看護師・准看護師)
単位ごとの専従で1以上
(※通所介護の提供時間帯を通じて専従する必要なく、訪問看護ステーション等との連携も可能。)
介護職員 ① 単位ごとにサービス提供時間に応じて専従で次の数以上(常勤換算方式)
ア.利用者の数が15人まで 1以上
イ.利用者の数が15人を超す場合 アの数に利用者の数が1増すごとに0.2を加えた数以上
② 単位ごとに常時1名配置されること
③ ①の数及び②の条件を満たす場合は、当該事業所の他の単位における介護職員として従事することができる
機能訓練指導員 1以上(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師)
生活相談員又介護職員のうち1人以上は常勤

※定員10名以下の地域密着型通所介護事業所の場合は看護職員又は介護職員のいずれか1名の配置で可
※引用:厚生労働省「通所介護及び療養通所介護」より

デイサービスの人間関係でよくある問題と解決策を4パターンご紹介

デイサービスには介護職員だけでなく、生活相談員や看護師、機能訓練指導員など、さまざまな職種のスタッフが働いています。もちろん年齢や性別、国籍、雇用形態、家庭環境、現場経験も十人十色。それだけ職場の人間関係を良好に保ち続けるのは決して簡単ではなく、気づかないうちに人間関係が悪化していることもあります。
そこでパターン別に起こりやすい人間関係の問題と、その解決策についてまとめましたのでぜひ参考にしてみて下さい。

①「若手正社員」と「経験豊富な年上非常勤」

よくある問題
福祉系の大学や専門学校を卒業して、そのまま介護業界で就職を決めた方であれば、20代のうちに一回りも二回りも上の年齢の職員に指示を出したり、管理を任されるといったことも、決して少なくありません。一例を挙げると、新しく入社した非常勤パートの方が、複数の施設で10年以上介護現場の経験があるベテラン社員だった場合、まだ20代で現場経験も浅い正社員に、唐突にタメ口かつ上から目線で注意・問題点の指摘などをされてしまったら、素直に聞き入れることができないとなるのも理解できます。特に、現場における介助方法などで、これまでのやり方を否定されると、今まで積み上げてきたキャリアすべてを否定された気持ちになり、モチベーションは下がる一方です。最終的には陰口を叩かれたり、指示を聞かなくなることになりかねません。とはいえ、逆に若手社員からすれば、「施設によってルールや進め方は違って当然なのだから、素直に聞き入れてほしい」と考えるのは当然と言えますし、「負担がかかる仕事を頼みづらい」といった悩みを抱えることになるでしょう。お互い話し合う機会がないと、問題が大きくなる一方です。
解決策
実際のところ、上記の例では若手社員の方が、その施設では年上の非常勤スタッフの上司にあたります。いくら経験豊富であっても、基本的には年上非常勤の方がM若手社員の指示に従って仕事をしなければなりません。しかし、その指示や注意の仕方に気を付けなければいけません。いくら職場での立場が上であっても、相手は人生の先輩であり、経験も自分と比べても遥かに豊富なはずです。ちゃんと敬語を使って、相手の気持ちに立って指示や注意をしましょう。スタッフが行動した意図や個人の考えを聞いた上で、本来伝えたい指示を出すだけでも、相手の印象は格段に変わるはずです。たとえ年上の新入社員の方が未経験であっても一緒です。決して命令口調や上から目線で話さず、お互いが尊重し合えるような関係性を築けるように、常に謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。経験豊富な年上非常勤の方も、若手社員から指示を出されて「正社員だからって偉そうだ」「現場経験浅いくせに」とならず、新しい職場で働くときは一から学ぶ気持ちで職員と接するようにすると、若手社員にとっても声がかけやすくなり、不満や誤解が生じることも減るでしょう。

②「先輩」と「後輩」

よくある問題
勤続10年以上のベテラン先輩社員でも、仕事が忙しく心に余裕がなくなってしまったときに、後輩への指導をする際の口調が威圧的になりがちです。利用者やそのご家族からの信頼が厚く、仕事もテキパキとできる方であればあるほど、後輩の仕事ぶりが気になってしまい、「なんでそんなこともわからないの?」「いつになったら覚えるの?!」「人に聞く前に自分で考えたら」などといったように、突き放したような言い方をしてしまう人も少なくないようです。先輩からすると、介護士として早く戦力になってほしいという気持ちで厳しく指導しているつもりが、後輩のモチベーションを下げる要因になってしまい、逆効果になってしまっているケースです。
解決策
介護現場は忙しく、日々の仕事に追われていると、職員同士のコミュニケーションも雑になりがちです。ストレスも溜まる一方で、人間関係が良好になることはまずないでしょう。仕事が忙しく、職員同士のコミュニケーションをとる時間がない場合は、始業前や就業後に10分でも時間をとって、お互いリラックスした状態で、その日のことなどを話し合う時間を設けると良いでしょう。

③「看護師」と「介護士」

よくある問題
現場がいつも慌ただしい介護士さんからすると、看護師さんはどこか余裕を感じ、その上給与も高いので僻みや妬みを持ちやすいそうです。主に医療行為を行う看護師さんですが、施設によっては介護士さんとほとんど仕事内容が変わらないこともあるので尚更でしょう。また、お互いの専門分野は違うことからも意見や考えの衝突がしばしばあるそうです。
解決策
お互いの専門性を認め合い、現場でも助け合うことができれば、利用者にとっても良い環境になるはずです。介護士さんの中には、以前の職場で看護師さんからの命令口調や上から目線での指示を受けるのが嫌になって転職をされる方もいるので、看護師さんも「これは介護士がやって当然の仕事」と思うことでも、お願いするときに「よろしくお願いします」と一言伝えるだけでも、受け取る側の気持ちは変わってくるでしょう。

④「施設長(経営)」と「介護士(現場)」

よくある問題
現場で毎日利用者さんの対応をしている職員からすると、経営側から唐突に生産性や効率化の話をされると「まるで現場のことをわかっていない」と反論したくなることも多いでしょう。現場にほとんど顔を出さない施設長が、現場に出てきたかと思えば、指摘や指示を出すだけ出してすぐ事務室に戻る状況だと、現場の職員もどうしたら良いか悩んで実行されないままになるでしょう。しかし、経営側も人手不足の中でどのように施設を運営していくか日々頭を悩ませながら試行錯誤している中で、手が回っていない現状もあるのも事実です。
解決策
利益を求めすぎて無理のある人員配置をすれば、事故が起こす危険性も高くなり、職員も疲弊してしまって短期離職にも繋がるでしょう。そうなると余計な出費を生み出してしまうことになり、本末転倒になってしまいます。現場の職員に考えや想いを伝えるには、施設長が率先して行動することが大切です。現場の職員にとって、現場の問題や苦労を理解してくれていることが何よりも助けになるはずです。

デイサービスの現場でよくある問題と解決策は?

デイサービスの現場ではよくある問題とその解決策について詳しく解説します。

入浴介助の負担が大きい

よくある問題
これはデイサービスに限らず、どこの介護施設にも当てはまることかもしれませんが、特にデイサービスの場合の入浴介助は、常に多忙を極めます。入浴介助のみを行う専任者を配置するところもありますが、多くはシフト制で職員が分担して、入浴介助を行っています。人手が足りない施設では、30~40名近くの利用者さんの入浴を、お風呂場に1名、服の着脱で1名のみで対応しているところもあるそうです。女性の利用者さんが多いところでは、男性職員を好まないという利用者さんも多いでので、女性職員へ負担が集中することもあります。
解決策
施設長の承認を得ることが必要ですが、現場の職員がローテーションで入浴介助を対応しているところは、入浴介助専任の職員の採用を検討してみてはいかがでしょうか。勤務時間に制限はありますが、扶養内で働きたいという方やダブルワークを希望されている方であれば問題ないでしょう。もし採用が難しい場合は、男性の利用者さんは男性職員が担当したり、女性の利用者さんの時でも、男性職員が部分的にでも手伝えるようなシフト組みにするといったような工夫をしてみるとよいでしょう。

運転免許を持っていない

よくある問題
最近の若手社員に多いのが、車離れにより運転免許を取得していないということ。デイサービスでは送迎があるため、求人募集でも運転免許を必須としている施設が多くありますが、中には運転免許を必要としていないところもあります。しかし、送迎は早朝ということもあり、進んで担当したがらない職員が多く、運転免許を持っている職員に負担が集中してしまうケースがあります。
解決策
運転免許の取得が難しいようであれば、その他の負担が大きい仕事を手伝ったりして、うまくバランスをとると良いでしょう。もしくは送迎を担当する社員に対して、早朝手当などのインセンティブを付与するのもひとつの手段です。

良好な人間関係を築いているデイサービスの特徴3つご紹介!

これまで説明してきましたように、働く上で給与や待遇と同じくらい重要といっても過言ではないのが、職場内の人間関係です。就職や転職により、新天地で働くことになったら、新しい職場の雰囲気や人間関係はとても気になりますよね。事前にそういった職場の雰囲気や人間関係が分かれば問題ないのですが、面接などで数回顔を合わせただけでは、入社して初めて知ることの方が多く、不安も大きいはずです。新しく勤務する職場に友人や知り合いがいれば安心ですが、そういったケースは少ないでしょう。ネットの情報も信憑性に欠けるところもあり、お困りの方も多いはず。そこで、面接などで施設を訪れた際に確認すべきポイントとして、良好な人間関係が築かれている職場の特徴について、幾つかの例を挙げて紹介していきます。

①挨拶やマナーがしっかりしている

施設も第一印象が大事です。施設の玄関に入ったときの受付の対応をチェックしましょう。
たとえば、職員がちゃんと顔を見て笑顔で挨拶しているか、来客用スリッパを差し出しているか、など。
不愛想な対応をするところは職場に不満を持つ人が多いか、業務負担が大きく退職者が多い施設である可能性が高いです。こういった施設はなるべく避けたほうが良いでしょう。

②現場で働く職員の年齢層に偏りがない

20代の若手社員が多い職場は、ハードな職場環境で中高年の社員が長く働くことが難しい環境かもしれません。
反対に、中高年のベテラン社員が多い職場では、経験の浅い方や年齢が若い方に対して教育制度や研修がなく、良好な人間関係も築きづらい可能性があります。総じて年齢層がある程度ばらけていて、年齢に限らず勤続年数が5年以上の職員が多く在籍していれば、それだけ働きやすい職場といえるでしょう。

③実習生や外国人の受け入れを積極的に行っている

実習生や日本語が流暢でない外国人を受け入れるには、研修担当などを置く必要があるので、施設の体制が整っていて人員に余裕がないと難しいです。
つまり、実習生や外国人の受け入れを積極的に行っている施設では、適切な人員配置・シフトで職員働いている可能性が高いと言えます。そのような職場環境であれば、良好な人間関係を築けている可能性も高いでしょう。

こんなデイサービスは人間関係要注意!応募前に確認しておきたい3つのチェックポイント!

就職や転職先がどのような雰囲気なのか、といったことは事前に知っておきたい情報ですよね。とはいえ、就職・転職活動中は履歴書や職務経歴書を作成したり、面接を受けるにも現職中であれば日程の調整など、時間はいくらあっても足りないのが実情です。できるなら、人間関係が悪い職場は応募する前に避けておきたいところ。そこで、書類応募の前に確認しておくべき、代表的な3つのチェックポイントをまとめましたのでご覧ください。

①長期間求人募集をしていないか

介護現場は慢性的な人手不足であり、現在の求人倍率を考えると、一概には言えませんが、複数の求人サイトで募集を見かけたり、頻繁に求人募集をかけている施設は、それだけ職員の出入りが激しい可能性が高い職場だと考えられます。
また、求人内容に書かれている給与や待遇、立地条件が他の求人と比較して明らかに下回っていないとすれば、待遇面ではなく人間関係を理由とした退職が多いと予測できます。

②募集内容が「無資格・未経験者大歓迎」

現場の体制や研修制度がしっかり整っているから、無資格・未経験者であっても採用することができるという可能性も十分考えられますが、反対に「だれでも良いから人手がほしい」と受け取ることもできます。面接の時などに、研修や教育制度についてしっかりと説明を受けるようにしましょう。

③挨拶がなく、言葉遣いが悪い

面接や職場見学などで施設を訪れた際に、受付を通るとき、職員が目も合わせず挨拶もない施設は要注意です。
良好な人間関係を築けている職場は、そういった挨拶やマナーを徹底できているところが大半です。職員同士のやりとりで罵声や怒鳴り声が聞こえたり、”くん””ちゃん”付けで呼び合っている職場も注意が必要です。また、電話対応の際に外線からの電話の引継ぎで、お客様を何分も待たせているにもかかわらず、「お待たせしました」の一言もない場合や、電話を切るときに「ガチャン!」と乱暴に電話を切るなどの対応は、職場全体が余裕がなく、職員の教育が行き届いていない証拠でもあります。

デイサービスの人間関係で困った時の3つの選択肢

それでは、実際に新しく働き始めた施設で、職員同士の人間関係が悪いことに気づいた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか? 下記に幾つかの例を挙げていきます。

とにかく耐える

上司や先輩、同僚から暴言や嫌がらせ、後輩からは注意した後に舌打ちや嫌味を言われても、ぐっと我慢して耐えるのも一つの手段です。但し、強靭な精神力が必要になりますし、我慢にも限界というものがありますので、ぜったいに無理をしてはいけません。結果的にうつ病などの精神病を患ってしまっては、いざ転職活動をすることになっても希望の施設へ入職することが難しくなってしまいます。

なるべく避ける

他の職員が出勤してくる時間よりも早く出勤し、自分の仕事終わったらすぐに帰宅しましょう。他の職員との接触を極力減らすことで、無駄にストレスを感じなくて済みます。だれかの悪口を聞いても同調や反論もせず、「そうなんですね」と流すように返答しておきましょう。もちろん孤立するのではなく、職員同士の適切な距離感を取っていくことが大切になります。

転職も視野に入れる

今の人間関係に耐えるのも、人付き合いを避けるのも、どちらも難しいという方は「転職」が最も手っ取り早い方法になります。「厳しい環境から逃げている」と自分を責めてしまう人もいるかもしれませんが、いま介護業界は完全なる売り手市場。高望みをしなければ、今より良い条件で職員同士の人間関係も良好という施設はたくさんあるはずです。

デイサービスで人間関係を良好に保つためにできること

人間関係の問題は、介護業界に限らずどの職場でもあります。今は良好な人間関係を築けていたとしても、些細なことで崩れてしまう可能性も十分にあり得ることです。
そこで、良好な人間関係を保ち続けるために必要な3つのコツについてご紹介したいと思います。

休みの日は仕事のことは忘れる

休みの日も職場のことばかり考えていると気分転換ができません。それでは疲れた状態で出勤日を迎えることになり、疲弊していく一方になります。ストレスが溜まり続け、人間関係を悪化させてしまう原因にもなってしまいます。休みの日は一旦仕事のことは忘れて、趣味などに没頭する時間をつくったほうが良いでしょう。趣味がない人でも、どこか買い物に出かけるなどして、とにかく気持ちをリフレッシュさせるように心掛けましょう。

自分から挨拶をする

職場内での挨拶は当たり前のことかもしれませんが、職員同士の挨拶のない施設は意外と多くあります。そのような職場では、コミュニケーションも希薄で、利用者のために協力して仕事を進めるというよりは、一人ひとりが割り切って仕事をしているように見受けられます。助け合って仕事をする風土が育っておらず、自然と施設の雰囲気も暗く淀んでいるように感じられてしまうのです。そんな職場で働く職員に、「挨拶をしっかりしよう!」と呼びかけても改善される可能性は極めて低いでしょう。そこで、まず出勤したら自分から大きな声で挨拶をするようにしてみましょう。最初は勇気がいるかもしれませんが、率先して挨拶していくことで、少しずつ職場が明るくなっていき、自然と職員同士の挨拶も増えていくはずです。

こまめにコミュニケーションをとる

毎日慌ただしい中でこまめにコミュニケーションをとることは難しいかもしれませんが、上司や先輩に行う報告・連絡・相談を徹底することで、クレームや事故が大きくなることも少なるだけでなく、お互いの意見や考え方の行き違いも減るでしょう。

まとめ
どれだけ気を付けていても、人間同士のコミュニケーションである以上、職場での関係性を修復したり、より良くしていくための方法に「絶対」はありません。デイサービスは、多種多様な職種のスタッフが働く職場になりますので、とくに難しいと言えるでしょう。今回ご紹介した人間関係の問題やその解決策を通して、参考になるものがあれば是非活用してみてください。どうしても人間関係がうまくいかず、今の職場で長く働いていくことが難しいと思ったら、無理をせず転職も視野に入れて、自分自身の仕事観を見つめ直す機会をつくってみてはいかがでしょうか。