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看護助手の志望動機~パターン別に例文を紹介!~

今回の記事は、「看護助手」を志望する方に、業界未経験でも使える志望動機の例文をパターン別でご紹介していきたいと思います!実際にどんな内容の志望動機を書けば、採用担当者に良い印象を与え、高い評価に繋がるのか頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか? 以下の記事をご参照頂き、あなたの就職・転職の際にぜひ活かして下さい!!

「志望動機・志望理由」の重要性!!

上表のように、採用担当者のおよそ20%が、書類選考時に「志望動機・志望理由を最も重要視している」と回答しています。どの職業でも同じことですが、今回であれば、あなたが「どうして看護助手になりたいのか?」という動機を出来る限り具体的かつ分かりやすく、しっかりとアピールしていくことが大切です。

看護助手に求められる能力とは?

看護助手は、基本的には看護師のアシスタントが主な仕事内容になります。患者さんに直接医療行為を行うことはありませんが、そのための医療器具などの準備や消毒、発注管理なども行います。また、介護士と同じように食事介助や排泄介助といった、患者さんの生活サポートも大切な業務となります。一口に看護助手と言っても、勤務先によって仕事内容は幅広く、選考を受ける前に求人情報などで仕事内容をしっかり確認しておくことが重要です。仕事内容を十分に理解しておけば、志望動機を書く際にも役立つはずです。それでは、看護助手としての仕事にどのような能力や経験が歓迎されるのか、幾つか例を挙げてみました。下記をご参照下さい。

看護助手の資格について

看護助手の資格はいくつかありますが、看護助手として働くにあたって特別必要な資格はありません。とはいえ、医療従事者の一員として病院や介護施設で働くので、看護助手の資格があるほうが役に立つことが多いでしょう。仕事の幅が広がる上、医者や他のスタッフからの信頼を得ることにも繋がります。資格取得を目指される方は、資格取得に向けたスケジュールや、看護助手としてどのようにキャリアアップをしていきたいのかを明確にしておくと、面接の場で志望動機を聞かれた際にも、よりスムーズに答えることができるでしょう。

コミュニケーション能力は重要です!

介護業界や医療現場に限らず、コミュニケーション能力は仕事をする上で重要なスキルです。採用担当者も面接の場では”質問に対して的外れな回答をしていないか”、”質問の意図を理解して簡潔に答えられているか”といったように、現場でもスムーズなコミュニケーションを取ることができるかをチェックしています。チーム医療を推奨する病院などが増えている昨今では、医療行為などで患者さんと関わる現場において、今まで以上にコミュニケーション能力が重要視されています。もちろん、看護助手も例外ではありません。

どんな経験が活かせるの?

看護助手としての就業経験がある方はもちろんですが、医療従事者として働いたことがある方であれば、即戦力として十分にその経験や知識を活かすことができるでしょう。面接の場では 、過去に働いていた病院・施設の種類、体制、仕事内容などを具体的に話せるようにしておくことで、“なにができて、なにができないのか”が明確になるので、慣れない業務をすぐに任されたりなど、勤務後のギャップが生まれることも少なくなるはずです。医療業界の仕事経験がない方であっても、サービス業やチームワークを重視する職場で働いたご経験をお持ちの方であれば、人と話すことが好きだったり、コミュニケーション能力が高いことは、強みになります。積極的にアピールしていきましょう!

看護助手の志望動機 ~例文紹介~

それではここで、看護助手を志望する方向けに、経験やキャリア別の志望動機の例文をご紹介します。ご自身の経歴やキャリアビジョンと照らし合わせて、近しい例文があればぜひ参考にしてみてください。コツとしては、これまでの経験や、活かせる知識・能力などは具体的に記載すること。また、文章の中に数字を入れることで、アピールしたい経験をより明確に伝えることができます。

未経験から医療現場にはじめて挑戦する場合の志望動機

接客業から未経験の看護助手へ
私は○○年間、飲食店にて接客業に従事しておりました。元々、人と話すことが好きで、お客様の笑顔を見ることや、誰かの役に立つことに喜びを感じていました。以前より、より人の役に立てるような職場で働きたいと考えており、新たな仕事を探していたところ、貴院の看護助手の求人を拝見いたしました。これまでの接客業で培った経験を活かしながら、常に患者様のことを第一に考えて行動できる看護助手になるべく、精一杯努力して参ります。
40代以降の看護助手への転職
今までは、介護業界とは無縁の仕事に就いておりました。子育てが一段落ついて、以前から興味のあった看護助手への転職を決意したところ、“40代以上が活躍中”と書かれた貴院のホームページを拝見し、この度応募させて頂きました。
介護の仕事は全くの未経験となりますが、○○職で培ったコミュニケーション能力と、体力には自信があります。いち早く貴院のお役に立てるように、常に勉強を怠らず、患者様の為に頑張ります。

看護助手としての経験がある場合の志望動機

看護助手から将来的に看護師を目指したい
特別養護老人ホームにて介護士として○年勤務した後、療養型病院にて約○年間、看護助手(常勤)として勤務致しました。看護師や理学療法士など、他スタッフと連携を取りながら、主に食事・排泄介助や衛生面の管理などを担当しておりました。日々、看護助手としてのやりがいを感じる一方で、患者さんにできることの範囲に限界を感じることも多々あり、さらに医療の知識を得て、より専門性を高めていきたと思うようになりました。貴院で看護師資格の資格取得制度を活用して、看護助手として働きながら資格取得に向けた勉強をしていきたいと考え、志望しました。まずは、看護助手の経験を活かして、一日でも早くお力になれるよう尽力したいと思います。
看護助手の経験はあるが、転職回数が多い
これまで複数の介護施設、病院で就業して参りました。入社後すぐに転職をしてしまったことは、どのような理由であっても反省すべき点であり、猛省しております。しかしながら、療養型の病院をはじめ、有料老人ホームや特別養護老人ホームなど様々な施設での経験がありますので、その経験を活かして、迅速かつ丁寧な介助を心がけ、看護助手として一生懸命頑張りたいと考えております。また、認知症の方などへの対応も経験がありますので、他のスタッフの方とも協力しながら、患者さんのサポートをしていきたいと思います。

看看護助手の経験はあるが、ブランクがある場合の志望動機

出産・子育ての為ブランクがある
過去に大学病院(外来)の看護助手(正社員)として5年ほど勤務し、物品・薬品の発注・管理、医療器具の洗浄や手術室の清掃などを担当しておりました。出産・子育てのため、7年ほど現場から離れておりましたが、もう一度、看護助手として現場復帰したいと考えております。ブランクはありますが、これまでの経験を活かして1から学ぶ気持ちで、頑張りたいと思います。
まずはパート勤務で復帰したい
○年間、○○病院にて看護助手として常勤にて従事して参りましたが、結婚・出産を機に退職致しました。この度、看護助手として仕事復帰するにあたり、子育てとの両立を考え、パート勤務の仕事を探していたところ、貴院の求人募集を拝見し、応募させて頂きました。ブランクはございますが、一日でも早く即戦力となれるよう努力致します。何卒、宜しくお願い致します。
一度介護業界から離れたが、再度介護の仕事に戻りたい
元々、誰かの役に立つ仕事がしたいという思いがあり、○年看護助手として働いておりました。現在は、介護職を離れて○○の仕事に従事しております。この度、やはり介護業界が最も自分らしく働ける場所だと考え、今一度看護助手として働きたく、応募させて頂きました。“一人ひとりの患者様に信頼される、心のこもった看護・介護を提供する”といった貴院の経営理念に深く共感致しました。是非、私も看護助手として貴院の支えになりたく存じます。

社会人経験の浅い方必見の志望動機 ~例文紹介~

社会人経験が浅い学生さんなどは、アピールできるスキルや知識が少ないので、学生生活やアルバイトを通じて得たことや、自身の性格上の強みなどをアピールすることが多いと思いますが、どのように書けば良いかお困りの方もいると思います。下記に挙げたのは、社会人経験がまだ浅い方向けの志望動機の例文となります。未経験でも、どうして看護助手になりたいと思ったのかといった体験談を踏まえた理由や、今後のキャリアや現時点で勉強していることなどを加えると、良い自己PRになるでしょう。

学生時代の部活動経験をアピール
私は小学生から高校までテニス部に所属していました。中学・高校では部長を務め、県大会出場を目標に後輩の指導や効率的な練習方法の改善に注力しました。その結果、高校3年の夏に目標である県大会出場を果たすことができました。以上のことから、目標に対する達成意欲が高く、何事もやりとげる力があると自負しています。また、体力にも自信があり、中学・高校の6年間は学校を一度も休むことなく皆勤賞をいただきました。貴院で看護助手として働くにあたって、すべて未経験の仕事になりますが、1日でも早く仕事を覚えて患者さんに必要とされる看護助手になれるように精進したいと思います。2019年7月に介護職員初任者研修を修了予定となっています。
ボランティアなどをきっかけに
元々高齢者の方のお世話をすることが好きで、学生時代には、ボランティアを通じて高齢者の方々の介護のお手伝いをする機会があり、介護職に興味を持つようになりました。患者様一人ひとりと向き合い、しっかりとサポートすることのできる看護助手として働きたく、貴院の求人募集に応募させて頂きました。介護業務は全くの未経験ではありますが、ボランティアの経験で得た、人の為に役立てることの喜びを忘れることなく、即戦力になるべく尽力致します。
親族が病院でお世話になった経験がある
2年前、祖母が病気にかかり貴院でお世話になったことがあります。3カ月ほど入院することになり、お見舞いに伺った際に、担当して頂いた看護助手さんに、とても優しく丁寧に私の祖母を介助して頂きました。患者さんへの対応で忙しい中、私に対しても「おばあちゃん早く良くなるといいね」と、優しく言葉をかけて下さいました。退院の際、祖母が満面の笑みで、看護助手さんに「ありがとう」と言っている光景を見て、「私もこんな風に感謝される看護助手さんになりたい」「この病院で働きたい」という気持ちが強くなりました。将来的には看護師として患者さんの力になりたいと考えていますが、まずは看護助手として現場の経験を積みたいと考えています。私の祖母を担当していただいた看護助手さんのように、私も患者さんから”ありがとう”と言われる人になりたいと思います。

以上の例文をそのまま使うのはNGですが、 あなたの経歴や立場に合った例文を参考に志望動機を書いてみましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。今まで説明してきましたように、志望動機は採用担当者に対して、「ここで働きたい」という熱意を伝えるための最も重要な項目になります。注意すべき点は、応募先によって求める看護助手像は異なるということです。経験よりも人柄を重視していたり、転職回数よりも即戦力として働いてもらえるかなど、採用基準は施設や病院によって様々と言えます。今回ご紹介した志望動機の例文を参考にして頂き、施設や病院に望まれる看護助手として就職・転職できるように、あなただけの志望動機を作成してみて下さい!!