介護に携わっている方の中で、今後のキャリアプランや、ビジョンがなかなか見えないという方も多いでしょう。
しかし、介護職には、様々なキャリアプランがあります。
今回は、多岐に渡るキャリアプラン、そしてその現実について解説していきます。
これからのキャリアに悩んでいる方は、是非ご参考にしてみてくださいね!
まずは現場で実地経験を積み、介護長などの介護リーダーを経て、最終的に施設長を目指していくのが自然なキャリアプランでしょう。
しかし、介護長は、施設に一人の場合が多く、多くても二人だけです。
施設長は当然一人だけなので、前任の介護長や、施設長が辞任しない限りは、この職にはなかなか就任できないというのが現実です。
まずは、介護支援専門員の資格を取得しましょう。
すでに資格を保有している方でしたら、従事期間5年以上、従事日数900日以上であれば、受験資格が得られます。
無事に介護支援専門員の資格を取得し、施設ケアマネとして勤務する事ができても、施設ケアマネージャーのポストは非常に稀有なので、ケアマネの資格を取得しても、すぐに勤務できるとは限りません。
ケアマネ資格を取得した後も、介護職員としてポストが空くのを待つ事がほとんどです。
介護職員処遇改善交付金は、介護職員の処遇改善に取り組む事業者に対し、平成23年度末までの間に、介護職員一人当たり、月額平均1.5万円を交付するものです。
細川厚生労働大臣は、平成24年度以降も、介護職員の処遇改善に取り組む方針であり、引き続き政府として活動を進めています。
長期的に介護人材の確保や定着を図るため、介護職員が将来展望を持ち、介護の職場で働き続けられるよう、能力や資格、経験などに応じた待遇が、適切にされている事が重要になります。
介護サービスの質と量の両方において、社会的なニーズは高まる一方です。介護従事者不足や、
高い離職率は未だ改善していません。
「安定的な介護従事者の人材確保」は、特定施設事業者の重要課題でもあります。
この課題を処理するため、法人は、「介護従事者の就業に対する満足度を向上させ、やりがいに満ちた介護従事者を成長させ、質の良い介護サービスの提供によるご利用者の満足度を高める事に重点を置き、経営の安定化を生む好循環を確立する事が求められます。
今はなかなか将来のビジョンが描けなくても、色々なキャリアプランのケースがあるので、
自分に合うものを適切に見極め、自分も成長していきましょう!