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介護のお仕事の「やりがい」や「魅力」を知りたい!

介護の仕事はどうしても身体的·精神的にもハードな印象を持たれることが多い職業ではありますが、実は介護職にはたくさんの魅力があることはご存知でしょうか?
介護保険制度が施行されてから介護職員の数も増加傾向にある現在、介護業界に興味はあるけど、やりがいや将来性ってどうなんだろう?となかなか最初の一歩を踏み出せない方へ、今回は気になる介護の実情や楽しさ、魅力について詳しくご紹介したいと思います。

介護のお仕事のやりがいとは?

現在の日本の人口は約1億3,000万人。そのうちの約30%にあたる約3,500万人を65歳以上の高齢者が占める超高齢化社会となった日本。介護職は社会の根幹を支える重要な職業のひとつといえますが、その重要性とは対照的に、世間では“3K(きつい、汚い、危険)”といったマイナスなイメージが根強く残っています。しかし、それはあくまでもイメージの話。実際に介護の現場で働いている職員の方からは「こんなにやりがいのある仕事は他にない!」「利用者さんの笑顔で元気になる!」といった声をよく聞きます。
その他にも日勤や夜勤専従のように自分の生活スタイルに合った働き方ができたり、資格があれば年齢や働く場所を選ばず活躍することもできます。
このように介護職の魅力は、現場でのやりがいや楽しさだけにとどまらず、働き方や将来性についても感じとることができる職業なのです。

いま介護職員に求められていること

介護のお仕事に初めてチャレンジしようと考えている人の多くは、利用者の着替えや入浴、食事の介助などといった、身の回りのお手伝いをすることが介護士の主な仕事というイメージを持っている方がほとんどだと思います。
もちろん、食事、入浴、排せつなどのサポートも欠かすことのできない大事な仕事のひとつですが、それ以外にも介護士が担う役割はたくさん存在します。その中のひとつに“自立支援”があります。
これは身の回りのお世話をする介助だけではなく、利用者の自立を支援することで、利用者本人のQOLの向上や、介護度の改善などに繋がり、利用者がこれまでと同じように自由度の高い有意義な生活を送れたり、自宅で介護を行うご家族の負担も減ったりなど大きなメリットをもたらします。
その他にも援助者側の考え方や価値観で介護サービスを選ぶのではなく、利用者側の視点に立って、援助感を決定していく“利用者本位”など、介護士に求められるのは単に介護スキルやコミュニケーション能力だけでなく、このような視点や理念についての考えも備えておく必要があるでしょう。

介護職員として嬉しかったこと

介護の現場で働いたことのある方であれば、利用者からの「ありがとう」という言葉に救われた方も多いのではないでしょうか。
認知症の方への対応や、排泄時のケアなど、はじめは苦労したり、くじけそうになるときもあると思います。
しかし、利用者から感謝やお礼の言葉をもらったとき、これまでの苦労やつらかったことが報われるような気持ちになります。
この感謝の言葉が、介護の仕事に対して真筆に向き合っている証であり、現場で働く職員にしか味わえない介護の魅力のひとつといえるでしょう。
ここで実際に介護の現場で働いていた方のエピソードをいくつかご紹介したいと思います。
「食事をあまり召し上がらないおばあちゃんがいて心配になり、ご家族に聞いてその方の好きな食べ物を食事に取り入れたり、食べやすいように調理を工夫してみました。そうすると『すごい美味しかったわ。明日の食事も楽しみ』と言っていただけて、とても嬉しかったのを覚えています。」
「レクリエーションで、手が不自由な方とリハビリも兼ねて一緒に折り紙を作ることがありました。徐々にリハビリの効果が出始め、ついには一人で折り紙を折れるまでに回復をしました。これまでできなかったことができることへの喜びを互いに共有することができて、介護の醍醐味を味わえたように思えました。その方とは、それをきっかけにまた新しいことにチャレンジしようと話してます。」
以上のように、利用者一人ひとりと日々関わっていく中で、その方の価値観やこれまでの半生、人柄などを知ることによって、「一緒にリハビリを頑張ってもらうにはどうしたらいいだろう?」や「どうしたら毎日楽しい日々を送ってもらえるだろう?」と考えて、小さなことでもアクションを起こしてみることで、介護の新たなやりがいや魅力に気づくことがあるかもしれません。

実際の介護の現場はどんな環境?

介護のお仕事は、ごみ収集や土木作業など同じように労働条件の厳しい職種を指す3K(きつい、汚い、危険)と言われることがありますが、最近ではそれに2K(くさい、給与が低い)が加わって、”5K”と呼ばれるなど介護現場が過酷であるという認識が世間一般に広がっているようです。たしかに、利用者の排泄のお手伝いや、インフルエンザなどの感染症を患っている方への介助、自分より体格の大きな方の移乗介助など、介護職にまだ慣れていない方からすると大変と感じるところは多々あると思います。
さらに介護業界が慢性的な人手不足であることから、スタッフ一人当たりの業務負担が過度に増えたり、長時間労働を強いられる···といった負のイメージを連想してしまう方も少なくないと思います。現実の介護現場はどのような環境なのでしょうか。
実際は、みなさんが思うほどきついだけの仕事ではないようです。
現場経験の浅い方の場合でも、心理的·身体的に負担の少ない業務から始めることができたり、夜間の勤務が難しいという場合でも、雇用形態を選ばなければ、日勤帯のみの就業ができる求人も多数あります。
反対に、深夜手当がつく夜勤専従という働き方で、日勤帯よりも少ない勤務日数で高い給与をもらうこともできますし、パートや派遣勤務で異なる2つの施設を掛け持ちすることにより、自分の望む時間帯での勤務や経験を積むこともできるでしょう。
最近では、施設内に託児所を設けているところが増えてきているので、子育て中であっても安心して働くことが可能です。
現在、介護職の離職率はおよそ16%と少しずつ減少傾向にありますが、まだ不安な気持ちが残る方も多いでしょう。
そんな方におススメなのは、職場見学や、在籍している職員の方との面談の機会をもらい、具体的に働くイメージを持てるまでコミュニケーションをとってみると良いかもしれません。

介護職の将来性の高い!年齢や性別に関係なくキャリアアップできる注目度の高い業界!

介護職の全国男女比は、女性が全体の約70%、残りの約30%を男性が占めています。
やはり、まだ「女性の職場」というイメージが強いですが、最近では男性職員の増加率が高まってきています。その背景には、介護は体力や腕力を使うことが多いことから男性が重宝されやすく、介護保険制度の改定になどにより給与や待遇が改善されたことが主たる要因のようです。最近だと、両親の介護を経験したことによって40代の方が未経験で介護業界へキャリアチェンジをするなど、やりがいや手に職をつけたい方の転職事例も増えてきています。介護資格の登竜門である介護職員初任者研修であれば、1カ月程度で取得が可能なので、異業界で10年以上社会人経験を積まれた方であっても、比較的すぐに現場のキャリアを積むことができます。
介護業界で働く女性の8割がパート勤務であることから、家庭との両立をしながらの方であっても、働きやすい環境が整っている施設や事業所が増えてきていることがうかがえます。
また、最近では資格取得支援制度が充実している施設も多くあり、施設によっては大学とタイアップして資格取得に向けた取り組みを行なっているなど、「資格を取得したくても忙しくて勉強時間を確保できない」「受講費用を支払うのが難しい」といったお悩みを抱えている方にも安心の体制が整っているところが増えてきています。
働きながら、実務者研修や、唯一の国家資格である介護福祉士などの資格を取得できれば、生活相談員やケアマネージャーといったキャリアを早い段階で積むこともできるでしょう。

介護職は長く安心して働くことができる職業

かつてのリーマンショックのように日本が予期せぬ大不況に陥ったら···と心配する必要は介護職においてはないでしょう。
理由は、今のペースで介護職員が自然増加したとしても2025年には約38万人もの介護職員が不足するといわれており、その数は現在の不足人員の2倍に相当します。外国人技術実習制度やAIが発達したとしても、人手不足となるのは明らかでしょう。
ただし、介護業界ひとつをとっても仕事内容はさまざまであり、働き方も十人十色です。自分の想い描く理想の施設を運営したいのであれば、施設長になるためのキャリアや資格を取得する必要がありますし、自分のライフワークに合わせた働き方を求めるのであればそれ相応の経験や資格を取得しておく必要があるでしょう。

介護の仕事に「合う人」「合わない人」の違いとは?

ここまで介護現場の実情ややりがいについてお話ししましたが、介護の現場は楽しいこと、うれしいことばかりではありません。やはり人間ですので、得手不得手がありますし、合う合わないもあると思います。そこで”介護のお仕事に向いている人”ってどんな特徴があるのかをご紹介したいと思います。
あくまで参考例程度に目を通してみてください。

介護職に向いている人

介護職に向かない人

「介護職に向いている人」の項目に多く当てはまったという方は、介護の現場で大変なことやつらいことがあっても、前向きに介護に取り組んでいくことができるでしょう。
反対に、「介護職に向かない人」の項目にいくつか当てはまってしまったという方、心配しないでください。”高齢者の方が不憫なく生活が送れるようにサポートしたい”など介護への熱い気持ちをお持ちであれば必ず改善されるはずです。
ただし、忍耐力の低さや、自分ひとりで物事を抱え込みやすい方は、介護の現場で事故やミスに繋がりやすい性質となるので、周りの人に助けを求めたり、コミュニケーションをとって協力し合うなどの努力が必要になるでしょう。

まとめ
介護職は年齢、性別、学歴を問わず、どなたでもチャレンジすることができるので、今回の記事を読んで、「介護職に向いているかも?」「介護に少し興味が出てきた」と思われた方は、まずは介護職員初任者研修を受講して介護の基礎知識について勉強してみるのも良いでしょう。もし介護の仕事に就くことがなかったとしても、ご自身のご家族の介護などで役に立つことがあるかもしれません。
冒頭でお話したとおり、介護業界は慢性的な人手不足。施設は増えていても対応できる職員がいないため入居できない高齢者の方もいるそうです。一人でも多くの高齢者の方が安心して生活が送れるように、少しでも介護に興味をお持ちの方は介護職のキャリアを考えてみてはいかがでしょうか。