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訪問介護のまとめ役!サービス提供責任者の仕事とは?

介護の仕事には、ホームヘルパー(訪問介護員)やケアマネージャー(介護支援専門員)、サービス提供責任者など様々な役割を担う役職があります。
今回はその中のサービス提供責任者について詳しく解説していきたいと思います。
これから介護の仕事に転職を考えている方、介護の仕事に興味を持っている方に、自分の目指す方向が決める一助となると幸いです。

サービス提供責任者とは?!

サービス提供責任者は訪問介護事業所に配置されることが義務づけられており訪問介護において重要な役割を担う職業です。
その役割にはホームヘルパー、ケアマネージャー、利用者の間を繋ぐパイプ役や、様々な情報を整理し段取りを決めて利用者の方のこれからを明確にする役割などサービス提供責任者にしかできない責任のある仕事を行います。
そのため大変やりがいのある職業として人気があります。

【サービス提供責任者の平均給与】

・年収330万円前
・月給20~22万円

※平均ではこのような数字になっていますが、事業所の大きさや待遇、さらには介護職で長く経験を積んでからサービス提供責任者の資格をとった方など、事業所の規模や勤務年数で大きく変わってくるため、同じサービス提供責任者であっても年収500万円を超える場合もあります。

【仕事における難易度】

サービス提供責任者は、ホームヘルパーからの相談や利用者の方からの要望など、その役割は幅広く洞察力や臨機応変な対応、パイプ役であることからコミュニケーション能力などが必要であり、仕事における難易度は高いといえます。
ただし、介護職での長い経験を経てからサービス提供責任者になるのであれば、経験を活かせるため、仕事はこなしやすくなると思います。

サービス提供責任者の役割

◇訪問介護の計画作成

介護支援専門員(ケアマネージャー)が作成したケアプランの内容をもとに、さらに具体的に支援内容や手順、提供加減などの訪問介護計画を立てます。
利用者本人の希望はもちろんのこと、ご家族の希望も取り入れ生活の環境や状況から判断し1人ひとりに合った計画書を作成するため利用者の方やご家族と話し合いながら進めていく形になります。

◇ホームヘルパー(訪問介護員)の指導・育成・相談

訪問介護計画書に基づいた介護サービスの提供指導をはじめ、ホームヘルパー1人ひとりの能力や実績の把握、シフトの管理、ヘルパーからの相談もサービス提供責任者の役割であり、ヘルパーをまとめる役割を担います。

◇情報を繋げるパイプ役

利用者の方の生活状態やその変化などの情報を、サービス提供記録の確認やサービスを提供したホームヘルパーから聞き情報を集め遅れることなく他のサービス提供者に伝え繋げます。

◇サービス担当者会議への出席

ケアマネージャーが開く担当者会議に出席し利用者本人やその家族、かかりつけの医師、訪問看護員、ヘルパー、リハビリ職員で話合い意見交換しながら利用者の方の希望や目標設定を把握すると同時に、介護サービス提供者の役割を明確にします。
サービス提供責任者はすべてを把握し具体的なサービス提供方法を思案します。

◇ホームヘルパーとして

サービス提供責任者もヘルパーとしての大事な要員であるため、現場にでて訪問介護サービスを行います。

※この他にも介護事務やクレーム、トラブル対応など様々な役割があります。

サービス提供責任者の一日の流れ

<Aさんの一日のスケジュール>
8:30 事業所へ出勤・掃除・シフト確認
9:00 時間によっては事務処理を行い、利用者宅へ訪問
10:00~17:00 ヘルパーと連絡を取り相談、情報交換を行いながら訪問介護3件、     合間に昼食
17:00 事業所へ戻り事務処理
18:00 ヘルパーの連絡を受けて情報整理
18:30 状況報告書を作りケアマネージャーへ連絡する
19:00 業務終了

  

<Bさんの一日のスケジュール>
8:00 事業所出勤前に1件目の訪問介護のお宅に直接行きケア
9:00 事業所に戻り、ヘルパーからの連絡を受けながらシフトや書類の確認
10:30 利用者の方の訪問介護で外出
13:30 事業所に戻り、お昼ごはんを食べながらヘルパーと情報交換
14:30 サービス担当者会議に出席
16:00 事業所に戻り事務処理、ヘルパーからの相談などの連絡を受けながら報告書作成、ケアマネージャーへの連絡
18:00 業務終了

※サービス提供責任者の1日のスケジュールは日によって違い、直接訪問介護のお宅へ向かうことや、訪問先からの直帰などもあります。
事業所によってはお昼休憩の時間が決まっておらず、外出先でお昼ごはんをとることや時間がとれる時に食べるという形をとっているところもあります。

サービス提供責任者の配置基準

訪問介護事業所では、1人以上サービス提供責任者を常勤で配置することが定められており、
その必要員数は、事業所での利用者の数が40人以上になると1人増えて2人必要となり40人の端数が増えるごとにサービス提供責任者の必要員数は1人ずつ増えます。

例として…

利用者40人以下 サービス提供責任者・常勤1人
利用者40~80人以下 サービス提供責任者・常勤2人
利用者80~120人以下 サービス提供責任者・常勤3人

といった配置基準になります。

サービス提供責任者になるためには?!

サービス提供責任者になるためには、介護保険法によって定められた条件のいずれかを満たしていることが前提となります。

<条件>

  1. 介護福祉士(国家資格)を取得している
  2. 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を取得しており実務経験が3年以上ある
  3. ※介護職員初任者研修はホームヘルパー2級の研修が廃止になり新しくなった資格です。

  4. 実務者研修を終えている

※現在は廃止されている下記資格でも、取得していると、サービス提供責任者になることが可能です。

  • ホームヘルパー1級を2013年3月までに取得している
  • 介護職員基礎研修を2013年3月までに終えている

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)取得と実務経験3年以上の条件でサービス提供者にした場合、事業所側で介護報酬が10%減算されることになります。
そのため介護福祉士の有資格者と実務研修を修了者のほうが事業所にとっては都合が良いため優先される傾向にあります。
上記の条件のいずれかを選ぶ場合、介護福祉士の資格取得か実務経験の終了からサービス提供責任者になることをオススメします。

<おすすめスクール紹介>

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http://www.sanko-fukushi.com/

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【資格の大原】
http://www.o-hara.ac.jp/

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<まとめ>

サービス提供責任者の仕事は、職場の人や利用者の方、その家族を繋ぐパイプ役であり責任の伴う仕事ですが、訪問介護サービスになくてはならない存在であり周りに頼られることも多く大きなやりがいを感じられる職業です。介護職で長く勤務している方はキャリアアップのために、介護に興味のある方、現在介護職で働いている方はサービス提供責任者を目標にしてみるのもいいですね。

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