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介護職は施設によって違う!グループホームのサービス・仕事について深く知ろう!

今現在、介護のお仕事に関わっている方や、これから介護のお仕事を考えている方、また介護職内での転職を考えている方にとって、介護サービスの全内容を把握することは、自分の職場を知る上でとても重要なことですね。
しかし、一口に介護サービスといっても、在宅、訪問、宿泊などそのサービス内容は、実に様々です。
そこで今回は、介護サービスのうち、グループホームについての基礎知識とその内容について詳しく見ていきましょう。

グループホームとは?

では、そもそもグループホームとは、一体どういうものなのでしょうか?
介護におけるグループホームとは、介護の必要な認知症の高齢者が、職員と共に共同生活を送る住居のことを指します。グループホームの定員は、5人から9人となっており、比較的ゆったりとした環境の中で職員と共に日常と同様な家事を行うことで、認知症の進行を遅らせたり、認知症の行動障害も和らぐとされています。
北欧で始まったこのグループホームは、平成12年(2000年)の介護保険で、「認知症対応型共同生活介護」としてサービスの対象となり、それに伴いこのサービスを行う小規模施設が急速に増えました。
また、地域に密着したこのサービスは、原則として住まいの市町村以外の施設でのサービスは受けられないことになっています。

グループホームのサービス・活動内容

では、グループホームでのサービスや活動内容を具体的に見ていきましょう。
グループホームの入居者は、完全個室です。プライベートな空間には、今まで使っていた家具や生活用品などを持ち込むことができるため、利用者は、自分の家にいるようなくつろぎの中で生活をすることができます。この他、食堂、リビング、浴室などの共有スペースが設けられています。
認知症の利用者は、共同生活を行う住居内で専門的なケアを受けながら、食事や入浴などの日常生活の支援や機能訓練などのサービスを受けます。
具体的には、

  • 生活支援
  • グループホーム内での、食事、掃除、入浴などの活動支援。

  • 同伴受診
  • 利用者が通院する際に、付き添って受診をする。症状に合った医療機関を探し、必要に応じてスムーズに受診できるよう代弁をし、会計をする。

  • 買い物同伴
  • 利用者が欲しいモノがある際に、送迎をして一緒に目当ての品物を探すお手伝いや会計、品物の運搬、設置などを行う。

  • 体調管理の支援
  • 利用者の体調を聞き、健康維持のためのアドバイスや睡眠の状況、服薬の状況を把握する。

などがあります。
一人で行動するのに不安を感じる利用者も多いため、ひとりひとりに寄り添ったケアが大事になります。

グループホームの人員配置

グループホームでの人員配置基準は以下のとおりです。

職種 資格・役割り
管理者 サービスに必要な知識や経験を有する者・常勤1名(3年以上の認知症介護経験があること)
※兼務可・非常勤不可
サービス管理責任者 利用者の数を30で除した数以上
・利用者が30人以下の場合・・・1名
・利用者が31~60名以下の場合・・・2名
※兼務可・非常勤可
世話人 常勤概算・・・利用者の数を6で除した数以上
※兼務可・非常勤可
生活支援員 常勤概算
・障害程度区分3の利用者を9で除した数
・障害程度区分4の利用者を6で除した数
・障害程度区分5の利用者を4で除した数
・障害程度区分6の利用者を2.5で除した数
の合計数以上
※ただし、外部サービス利用型グループホームの場合、生活支援員の配置は不要。

日中は入居者3人に対して、介護スタッフが最低1人、夜間は定員にかかわらず宿直勤務以外の職員が1人以上配置されることになっています。

グループホームでの働き方

グループホームで働く上で一番特徴的なのは、一般家庭に近い住居施設でのお仕事という点でしょう。
そのため仕事内容は、一般家庭の家事のような、食事作り、掃除、洗濯はもちろん、利用者の見守り、散歩、入浴補助、買い物補助、その他、認知症の症状を和らげることを目的としたレクレーションや、機能訓練などを行います。
また、当然ながら夜勤もあり、利用者が生活している施設なので、24時間体制で常勤し、サポートしていきます。利用者の起床の介助や排泄介助、朝ごはんの準備と食事の配膳、提供を利用者と共にします。
1日の流れ(例)をご紹介します。
——————————-
朝食

食事の片付け、口腔ケア、掃除、洗濯、健康チェック

利用者とのレクリエーションの実施、買い物や通院同伴、体操、散歩など

昼食の準備と配膳、提供を利用者と一緒に行う

昼食

食事の片付け、口腔ケア、排泄介助

入浴介助

おやつ、体操、散歩や、個々の機能訓練などを行う

夕御飯の準備と配膳、提供などを利用者と一緒に行う

夕食

夕食の片付け、就寝のお世話、排泄介助

消灯後は、夜間の見守り
——————————-
といった流れになります。

<まとめ>

いかがでしたか?介護施設はさまざまありますが、グループホームの特徴をつかむことができたと思います。
グループホーム内では利用者の日々の生活のお手伝いをしながらも、できることは自分でできるように促し、認知症の進行を緩やかにできるように対応していくことが大切です。
また、グループホームは大型の施設と違い、一般家庭のような規模のゆえ、責任者によって、職場にも違いがあることが多いようです。気になる職場を見つけたら、見学に行くなどして、そのグループホームの雰囲気をみるのも、自分にあった職場かどうかを見分ける手助けになりそうですね。

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